相手に責められた時って必ず言い訳したくなるもんですよね。「こっちにもこっちの言い分があるんだよー」って。だから「でも」と反論の口火を切るわけです。しかし、その「でも」が更に相手の怒りを買って・・・。とか言うのはよくあるパターン(笑)

英語でこの「でも」にあたるのはbutなんですね。そして、butと反論するや否や、No butsとピシャリとたしなめられるのです。古今東西どこでも同じですね(笑)

このno butsはいろんなシチュエーションで使われますが、だいたい目上が目下に使う事が多いようです。親が子供にとか。

次の佳作アニメ『ヒルダの冒険』の場面では図書館司書が返却期限切れの本が戻ってこないことを上位のウィッチに責められます。「分かってるけど、でも・・・」と言い訳しようとすると即座にNo butsです。

図書館司書: I know, but…
魔女: No buts.
『ヒルダの冒険』で、魔女に貸し出し本の返却問題を責められる図書館司書
Hilda [Credit: Netflix]

一転、最近シーズン3が始まった次の『コブラ会』では対等な関係。ミゲルの母に夕食を誘われたジョニーは「行きたいのは山々だけど、but」と言いますが、no butsで強制参加です(笑) 「私の道場では私のルール」とは空手道場コブラ会にちなんでますね。

ジョニー: Well, I would, but…
ミゲル母: No buts. My dojo, my rules.
『コブラ会』で、ミゲルの母はジョニーを誘う
Cobra Kai [Credit: YouTube Premium]

最後に、no butsが標語になっているパターンが『ビッグバン★セオリー』にありました。人の行列への割り込みについて議論していると、シェルドンが列に並ぶ時のエチケットとして「No cuts, no buts, no coconuts」と言うんです。cutは列への割り込みのことを意味します。だから、no cutsの割り込みはなしですね。そして、no buts。言い訳はなし。一回列から離れたら元の位置には戻れないってこと。最後のココナッツは語呂合わせです(笑)

シェルドン: You know the golden rule of line etiquette, “No cuts, no buts, no coconuts.”
『ビッグバン★セオリー』で、シェルドンは人の行列のエチケットを「No cuts, **no buts**, no coconuts」で述べる
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

ということで、今回は言い訳のbutをたしなめるno butsを見てみました。日本語の「だっても明後日もない」に近い気がするのは私だけでしょうか?

ちなみに、no howeversとかあるのか調べてみましたが、残念ながら海外ドラマには無いようです。ということは、言い訳するときはhoweverで始めるのがいいのかも・・・(笑) それでは〜