挑発的な「Or What?」

先日、苛立ちを表す Or What?の記事を書いた時に、相手の命令に対する挑戦的な返事「Or What?」もあることに気づきました。

これは、日本語で例えると以下のような感じ:

警察: 手を上げておとなしく出てこい!

犯人: しなかったら、どうするっていうんだ?

在校生: おい新入り、焼きそばパン買ってこい。

転校生: Or what?

はい、めっちゃ好戦的・挑戦的ですね(笑) 基本、ムカついているときや、敵対する相手に使われることが多いです。

海外ドラマでの挑戦的な回答「Or What?」

実際、海外ドラマから「Or what?」のシーンを拾ってみても、いずれも対立ムードが頂点に達していました。

『コブラ会』から

まず『コブラ会』では、みんなパーティーで楽しんでいたのに、コブラ会とミヤギ道空手が一触即発の状態に。「触るな」に対しアイシャが「Or what?」です。

ロビー: Hey, don’t touch him.
アイシャ: Or what?
『コブラ会』で、パーティー会場でコブラ会とミヤギ道空手が対立する
Cobra Kai [Credit: YouTube Premium]

『ビッグバン★セオリー』から

『ビッグバン★セオリー』では、実家に帰ったシェルドンが母親に反発。母から「謝れ」と言われると、シェルドンは腕を組んで「Or what?」と強気です。ちなみに、young manというのは、シェルドンのこと。年下への呼びかけですね。

シェルドン母: I will give you one opportunity, young man, to apologize.
シェルドン: Or what?
『ビッグバン★セオリー』で、シェルドンは母親に反発
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

アニメ『アーチャー』から

『アーチャー』では、内部スパイが見つかったシーン。ラナが銃を落とせと命令すると、スパイは「Or what?」です。銃口向けられているので、撃たれるだけですが・・・(笑)

ラナ: And you, drop it.
スパイ: Or what?
『アーチャー』で、ISIS内にスパイがいることが判明し、ラナは銃を構える
Archer [Credit: FX]

最後に

以上のように、or whatは「さもなくば(or)何をするんだ(what)?を意味するのでした。

非常に挑戦的な響きなので、銃を構えている相手に対しては決して言ってはいけません(笑)

それでは〜


文末に添える「Or What?」↓