「Beef」は牛肉だけじゃない

先日「豚」ネタをやった時に、「pork(ポーク)」について触れましたので、今回は「Beef(ビーフ)」について見ていきます。日常会話では、これが「牛肉」の意味だけじゃないんですよね(笑)

増強する「Beef Up」

まず、「beef」は動詞で「増強・強化する」の意味があります。通常「beef up」という形を取りますね。近年だと、セキュリティーを強化するという時によく使われます:

A white hat? “Better beef up your security. I got in.”
『カルメン・サンディエゴ』で、プレイヤーはセキュリティーを強化するようサンディエゴに警告
Carmen Sandiego [Credit: Netflix]

不平・不満・恨み・わだかまりの「Beef」

次の「beef」は知らないと想像もつかない「不平・不満・恨み」の意味。

『アンブレラ・アカデミー』では、ファイブ(5号)は誰にでも不平不満を持ってますし、

My brother has beef with everybody, me included.
『アンブレラ・アカデミー』で、クラウスはファイブ(5号)が誰にでも不平不満を持つ(自分も含めて)と言う
The Umbrella Academy [Credit: Netflix]

『コブラ会』では、ジョニーとダニエルの二人は、『ベスト・キッド』時代から、互いにわだかまりがあるのです。これを牛肉と取ってしまうと、だいぶ頓珍漢な意味になってしまいますね(笑) なお、ここの動詞「stew」は「beef」に掛けて使ってますね。意味は「くよくよ悩む」です。

I know you and Daniel have beef. He kicked your ass in high school, you’ve been stewing, but I got enough crap to deal with without getting involved in your little karate soap opera
『コブラ会』で、ジョニーとダニエルは昔からいがみ合いがある
Cobra Kai [Credit: YouTube Premium]

筋肉もりもりの「Beefy」

なお、「y」を付けて形容詞形「beefy」にすると、体型が「筋肉もりもり」の意味になります。「beef」のイメージから遠くはありませんね。

次の『ビッグバン★セオリー』では、ペニーにワンダーウーマンの衣装を着てコスプレ大会に出てもらおうと説得するシェルドン。でも、アマゾネスだから「beefy」でも大丈夫と説得するのは、女心を分かっていませんね(笑)

シェルドン: Wonder Woman was an Amazon. And Amazons tend to be very beefy gals.
ペニー: Goodbye, Sheldon.
『ビッグバン★セオリー』で、ペニーはワンダーウーマンのコスプレをするか悩む
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

神戸牛(Kobe Beef)が意外と有名

なお、牛肉の「beef」で紹介したいのが「神戸牛(Kobe Beef)」。なんか、海外で高級肉としてめちゃくちゃ有名になっているんですね。ブランドを海外で着実に育ててた人が居るんです。自分はそんなこと知らなかったので、色んな所で「Kobe」が出てきてびっくり。なお、発音は「コウビー」ですね。

ここでは『Key & Peele』のスケッチを貼っておきます。隣人のBBQに「Kobe Beef」を持ってきた男性。調理の仕方に横から口出しまくります(笑) 最後の二人の関係を考えれば、「beef」がダジャレとして掛かっているのが分かりますね。

最後に

今回は「beef(ビーフ)」にまつわるボキャブラリーでした。この中で是非とも覚えてほしいのが、不平・恨みの「beef」です。会話で結構登場します。二人が昔から「beef」を持っているというのがよくあるパターン。まあ、「牛肉」としたら意味が通らないので、すぐ別の意味を持つのは分かりますけどね。

それでは〜