前回「オリンピッグ」の記事を書いた時に、ついでに集まった「pig」に関するボキャブラリー集です。

Pigtail

女の子の髪型ピッグテール。ブタのしっぽみたいにまとめるってことですね。

この髪型は、海外では幼さの記号としても大活躍します。

おさげの女の子
Image by klimkin from Pixabay

なお、自分は男なのでピッグテールとポニーテールの違いもあまり分かってないですが、Wikipediaの英語版のpigtailの記事の日本語版がツインテールなのは、なんかオカシイ気がします。だって、ブタのしっぽって2本ないよね?!

Piglet

piglet」の意味は「子豚」。実は、接尾辞「-let」には「小さい」の意味があるのだそうです。droplet(水滴)やbooklet(小冊子)なんかがその例。

子豚が光を浴びて立つ
Image by Alexandra ❤️A life without animals is not worth living❤️ from Pixabay

Piggy Bank

piggy」はブタを指す幼児語。だから、「piggy bank」は豚の形をした貯金箱のことですね。

豚の貯金箱(ピギーバンク)
Image by Rudy and Peter Skitterians from Pixabay

なお、海外ドラマでは、豚の貯金箱は入用になって壊される運命にありますね。個人的には、わざわざ壊すって、それで金溜まるの? と子供の頃から疑問でしたが(笑)

次の『glee/グリー』では、パックが生まれてくる子供のために豚の貯金箱を壊してお金を持ってきます。すごい大金が入ってたみたいですね(笑) なお、ここの「it」は生まれてくる子供を指しています。この役者も死んでしまいましたね。

I cracked open the piggy bank. It’s for you. Well, it’s for “it.”
『glee/グリー』で、パックは子供のために豚の貯金箱を壊す
Glee [Credit: Fox]

Guinea Pig

guinea pig(ギニーピッグ)」も海外ドラマでよく登場するボキャブラリー。「モルモット」の意味ですね。これは日本語でも同じ、比喩的に実験台というニュアンスで登場します。

モルモット(ギニーピッグ、guinea pig)
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なお、「guinea pigpigなのかどうか?」問題ですが、明らかに種が異なっていますよね。この名前に関してはWikipediaに面白いことが書いてあって、

Guinea pig

Despite their common name, guinea pigs are not native to Guinea, nor are they closely related biologically to pigs, and the origin of the name is still unclear.

彼らの普及した名前をよそに、「ギニーピッグ」はギニア原産でもないし、生物学上「ブタ(pig)」に緊密に関連してるわけでもない。名前の出生は不明である

とのことで、なんと名前を構成する「guinea」も「pig」もデタラメという状況のようです(笑)

Swine

swine」は「豚」の学術的な名前。英語を勉強してると、犬はcanineだったり、猫はfelineだったり、いつか出てくると思います。

このswineで有名なのが「豚インフルエンザ(swine flu)」です。『世界の今をダイジェスト』では、新型コロナウィルスを予言したとして有名な「次なる伝染病」の回で、豚インフルエンザのニュースを引用しています。ここのground zeroは出発点の意味

ナレーター: Residents believe their town is ground zero for the swine flu epidemic.
『世界の今をダイジェスト』で、豚インフルエンザがパンデミックになったことを伝えるニュース
Explained [Credit: Netflix]

なお、前回のpigの記事でも見たように、ブタには貪欲で食い意地はってるイメージがあるので、swineも中傷としても使われます。

Oh, you stupid American swine!
『GLOW』で、ルースはロシアキャラの練習をする
GLOW [Credit: Netflix]

Pork

「ポーク(pork)」は豚肉のこと。食肉になると途端に名前が変わるのが、英語の困ったところですね(笑) ビーフ(beef)と共に間違わないようにしましょう。なお、

フランス; 元は家畜の豚(pig)を意味したが, 13世紀以降料理名[食肉名]に

ウィズダム英和辞典

とあるので、当初はブタさん🐽のことだったようです。

豚肉
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Pig Latin

ピッグ・ラテン(Pig Latin)は言葉遊びの一種。単語をある規則で変換⤴️すると、ラテン語っぽい音になるってだけ。

以下の『ストレンジャー・シングス』のピッグ・ラテンの例で言えば、

  1. 「you」は子音「y」で始まるので、最後に持っていき「ay」を付けて「ouyay」に
  2. 「are」は母音で始まるので、単に最後に「ay」を付けて「areay」に
  3. 「dumb」は子音「d」で始まるので、最後に持っていき「ay」を付けて「umbday」に

なので、「ユーアーダム(you are dumb)」が「アーイェイアーエイアムデイ」とかなり違った音になります。

ロビン: Ouyay areay umbday.
ダスティン: Holy shit!
ロビン: That was Pig Latin, dingus.
『ストレンジャー・シングス』で、ロビンはピッグラテンも含めた4ヶ国語を話せると主張
Stranger Things [Credit: Netflix]

なお、自分は3ヶ国語話せるとか言って、よく聞けばと「Pig Latin」が1言語として入っているのは、お約束のパターンです。

最後に

今回は豚の「pig」にまつわる英語ボキャブラリーを見てみました。

「よく調べずに物を買う」を意味するイディオム「buy a pig in a poke」とかもあれば紹介したかったのですが、いかんせん海外ドラマで使われないんですよね。ボキャビル本『1100 Words You Need to Know』をやったことある人は、最初の方に出てきたのを覚えていると思いますが、全然使われないイディオムも紹介されるんだなあと驚いた記憶がありますね。ネット通販と親和性の良さそうなイディオムなんですけどね。

それでは〜