「Son of a Gun」の意味って? それが口癖のキャラとは?
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「Son of a Gun」の意味
「son of a gun」という表現について調べていたら面白いことを発見したので、ちょっと紹介。
と、本題に入る前に「son of a gun」の意味について見てみましょう。
son of a gun (plural sons of guns)
名詞
- (婉曲表現)クソ野郎、ろくでなし
- 激励したり褒めるのに使われる
間投詞
(婉曲的)怒り、侮辱、嫌悪、驚き、落胆、その他を表すのに使われる
Noun
- (euphemistic) son of a bitch
- Used encouragingly or to compliment
Interjection
(euphemistic) Used to express anger, contempt, disgust, astonishment, disappointment, etc.
ということで、サノバビッチの婉曲表現なんだとか。
海外ドラマでの「Son of a Gun」
以下、海外ドラマでどのように使われるかを見てみます。
『コブラ会』での例
ダニエルと会食するビジネスの知り合いは、ゴルフクラブから追い出されたことに不満を漏らします。son of a gunsはthey(ゴルフクラブ)のことを卑しめて言ってますね。これはson of a bitchの婉曲表現のパターン。ただし、文法的には複数形はsons of gunsなので間違っていますね。移民で英語が正確に分かってないというキャラ設定かな。
『ビッグバン★セオリー』での例
ハワードとラジはカードトリックでシェルドンを騙します。外れているけど、ラジは「Son of a gun」で驚いた振りをし、当たったことにします。
ラジ: Son of a gun, you’re blowing my mind.
『奥さまは魔女』で頻出
さて、海外ドラマの字幕を「son of a gun」検索していたら面白いことを発見。なんと、半分以上は『奥さまは魔女』で使われていたからです(笑) こういうときは、それが口癖のキャラが居る事が多いですね。
『奥さまは魔女』の場合は、この人ラリー。ダーリンが働く会社の社長(上司)です。
ダーリンを呼ぶのに「son of a gun」を使います。拳を作って、軽く叩きながら言うことが多いです。
もちろん、ダーリンが近くに居ない場合はサマンサで代用(笑)
語源は不明
なお、語源は正確には分かってないようですね。航海用語の説があるみたいですが。
son of a gun
語源
語源として一般に知られる海事説は証拠がない。
Etymology
Folk etymologies suggesting nautical origins are not supported by evidence.
最後に
今回は「son of a gun」と言うフレーズが口癖のキャラを見つけて、嬉しさのあまり記事にしてしまった(笑)
『奥さまは魔女』のラリーが使う「son of a gun」は侮辱的でもなんでも無いですね。笑いながら、相手の方をコツンと叩きながらなので、喜んでる感じです。その一方、『コブラ会』での使われ方は相手をけなして言ってますね。
こういった違いは、状況を理解すれば一目瞭然です。海外ドラマ視聴はそういったコンテキストが視覚的に与えられるので、分かりやすいですね。だから英語勉強におすすめなんです。それでは〜
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