「411」に意外な意味が! 語源と海外ドラマでの使用例を紹介
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「411」の意味
先日視聴していた『The Circle アメリカ編』に面白い場面がありました。参加者の一人が「Give us the 411」と言うと、他の人が意味を理解できないシーン。
参加者B: I have no idea what the 411 means
当然、見ている私自身も分からなかったので、調べてみることにします。
こういう時におなじみWiktionary⤴️をあたると・・・
411
(スラング) 最新のスクープ、情報、ニュース。
(slang) The latest scoop, information or news.
とあるではないですか。つまり『The Circle』での意味は、最新情報をくれと言ってたわけですね。
「411」の語源
それでは、どうして「411」で情報を意味するようになったかですが、上記記事にその語源も書いてありました:
411
語源
北アメリカで登録者の電話番号を入手するために使われる電話番号から
Etymology
Based on the telephone number used in North America to obtain telephone numbers of listed subscribers.
つまり、アメリカでは電話番号案内サービスの電話番号が「411」なのですね。そこから、「411に電話かければ情報が手に入る→411で情報の意味」になったようです。
ちなみに、日本で言えば「104」かな? って、ネット時代に突入して誰も使ってない気がするので
That sound like some old-people shit
というのはあながち間違ってないのかもね。
海外ドラマでの「411」使用例
なお、海外ドラマでこのスラング「411」が使われているか調べてみたところ、あまり使われてはいないようでしたが、見つけたものをピックアップします。
SUITS/スーツ
まず、『SUITS/スーツ』のルイスが使っていますね。ダナに情報を聞き込みするのに「411」です。
ルイス: I need the four-one-one on the break-up.
プリズン・ブレイク
『プリズン・ブレイク』では、「411」の語源を知ってればクスリとできるセリフ。
サラがグレチェンが泊まっている宿を訪れ、オーナーにどこの部屋に彼女が居るか聞き込みをする場面。オーナーはツレナク「411」に電話をかけろと言います(笑)
安宿オーナー: You want information, call 411.
最後に
今回はスラングの「411」について調べてみました。結局、電話番号案内サービスの番号「411」から由来して「情報」の意味を持つようになったのでした。
ただし、固定電話なんて過去のものになっていくこの時代、このプライバシーへ関心が高い時代には「411」はあまりそぐわないのかもしれませんね。そういった意味では、いずれ消えていくスラングなのかもしれません。
それでは〜
なお「101」になると・・・?↓
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