「Kafkaesque」の意味

Kafkaesqueは小説家のフランツ・カフカから来た言葉で、彼が小説で描いた不条理な官僚支配的な内容を形容するのに使われます。

Kafkaesque

Marked by a senseless, disorienting, often menacing complexity.

意味のない、混乱させる、しばしば恐ろしいほど複雑なことで特徴づけられる

詳しくは、TED-Edの以下のクリップが詳しく説明しています。

「Kafkaesque」の小難しさ

結局、日本語で一言で言えば「カフカ風の」ってことですが、実際カフカの仕事のファンならいざしらず、一般人はカフカと言われても虫に変身するくらいしかイメージがないわけです。だから単語「Kafkaesque」の意味を問うスレは掲示板で定番ですね:

みんな、リアル世界で「Kafkaesque」って奇妙な単語を聞いて意味が分からなく、redditで質問してるのでした(笑) でもさ、ググればいいだけなんだけどw

「Kafkaesque」を使えばスマートに見える

ということは、逆に単語「Kafkaesque」を使えばスマートさを装えるわけですね。

事実、Urban Dictionaryには「Kafkaesque」について次のような辛辣な定義も:

Kafkaesque

Something people say to sound really smart.

賢く聞こえるよう人々が言う事

つまり、巷の人々は「Kafkaesque」の意味なんて知ってないんだから、なんか知らないけど、とりあえずKafkaesque言っておけばスマートに響くわけです。

-最近野菜の値段高いよなー

-まじカフカエスクだよね

とか

新型コロナ収拾付くのかね?

カフカエスクだから分からないなー

と言えば、なんか大仰なこと言ってるように響くって寸法(笑)

『ブレイキング・バッド』の「Kafkaesque」

そんな「Kafkaesque」ネタが出てくる海外ドラマと言えば『ブレイキング・バッド』。

ジェシーは自助グループでメス作りの悩みをオブラートに包んで話します。すると、主催者から「Kafkaesque」と言われます。意味もわからず同意するジェシー。

主催者: Sounds kind of Kafkaesque.
ジェシー: Yeah. Totally Kafkaesque.
『ブレイキング・バッド』で、自助グループに参加するジェシー
Breaking Bad [Credit: AMC]

その後、バジャー、スニーキー・ピートと話してると、「Kafkaesque」を使うジェシーなのでした(笑)

ジェシー: I gotta pay taxes? What’s up with that? That’s messed up. That’s Kafkaesque.
『ブレイキング・バッド』で、バジャー、スニーキー・ピートと話すジェシー
Breaking Bad [Credit: AMC]

最後に

今回は知的に響かせられる「Kafkaesque」という語彙を見てみました。英語のライティング等に使ってみてはいかがでしょうか?(綴りだけは間違わないでね) 『ブレイキング・バッド』のジェシーのように、覚えた単語は使わないと意味ないですからね。それでは〜