So goodbye, take care, bye-bye then.
Friends

「Take Care」の意味

「take care」はtake care of(look afterとの書き換えとか(笑))で最初の方に習うと思いますが、実は別れのあいさつとしても日常会話では頻出します。

take care

(去る時に)さようなら(文字通りには、気をつけて)

(when leaving) good-bye (literally, take care of yourself)

元々は「take care of yourself」の意味なんですね。と言っても、こういったフレーズは通常使われているうちに形骸化され、本来の意味がなくなっていくんですけどね。日本語で仕事が終わった後に「お疲れ様」と言うのだって、本当に相手が疲れているかなんて関心がないのと同じ。テンプレ化するんです。

海外ドラマでの別れの「Take Care」

だから、この「take care」が海外ドラマでよく出てくるのも納得ですよね。というか、別れのあいさつなので「take care of」なんかより出てきます(笑)

メンタリスト

事件を解決し被害者家族と別れるときだって・・・

ジェーン: Take care. Good luck. Bye.
『メンタリスト』で、事件を解決したジェーンは被害者家族と別れる
The Mentalist [Credit: CBS]

フレンズ

モニカが友だちで居ようと振られた時の別れだって・・・

男友達: Take care.
モニカ: Okay. You too.
男友達: Bye.
『フレンズ』で、モニカは男性に友達の関係でいようと言われる
Friends [Credit: NBC]

ベター・コール・ソウル

ところで『ベター・コール・ソウル』に次の面白い場面を見つけたので今回の記事となったんです。

マイクが馴染みの酒場を閉店時間で去る場面。バーテンダーに「You take care, my friend」と声を掛けられるんですね。ここのtake careは本当にマイクのことを心配してるんです。酔っ払って家にちゃんと帰れるのか。「my friend」からも温かみが感じられますね。一方のマイクは「Take care」と、こちらは別れのあいさつと言った感じで、店を後にするのです。この後、take careできない事態が待ち構えているとは知らずに・・・

バーテンダー: You take care, my friend.
マイク: Take care.
『ベター・コール・ソウル』で、マイクは馴染みのバーを去る
Better Call Saul [Credit: AMC]

最後に

今回は別れのあいさつとして使われる「take care」を見てみました。こういった使い方って英語のテスト勉強だけだと結構盲点になりがち。そういった試験英語とリアル英会話のギャップの穴埋めをしてくれるのが海外ドラマなんです。

気になった方は以下の記事を参考に、海外ドラマでの英語勉強を始めてみてはいかがでしょうか? Take care~~