デジタル化がもたらした英語字幕の恩恵とサイレント映画
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英語字幕の恩恵
このブログでは私が海外ドラマをずーっと見てたら英語ができるようになった経験から、それを他の人(特に英語学習に挫折した人)への参考になって欲しいと、海外ドラマ英語字幕視聴を強力に勧めているんですけど、いかんせん、海外ドラマって洋書の多読なんかよりマイナー感が否めないんですよね。なんでなんでしょう? 洋書多読よりもめっちゃ簡単で安いと思うんですけどね(笑)
いずれにしても、海外ドラマを使って英語の勉強をする時に必須なのが英語字幕です。個人的には、この英語字幕機能の発明こそが海外ドラマ英語学習を可能にした肝といって過言ではないと思います。
だって、日本では、海外ドラマというのは昔からあったわけですよね。私の子供の頃も『特攻野郎Aチーム』とか放送されていましたからね。
そして、それらは副音声などで二ヶ国語(英語音声)で放送されていたわけです。でも、その当時海外ドラマを見て英語ができるようになった人って今まで一度も聞いたことないんですよ。まあ、考えてみればそりゃそうですよね。英語音声だけで『特攻野郎Aチーム』を見ていても内容が全く理解できないので、どんなに意欲がある人だって数回で飽きますもん(笑)
だから、英語学習者には英語字幕が必要になってくるわけです。内容をある程度分かるようにするために。そして、何より、興味を持続させるために。
デジタル化と英語字幕
その英語字幕ですが、翌々考えてみればデジタル化と切っても切り離せないことが分かります。デジタル化によって、動画上に自由に字幕を乗せられるようになったわけです。
画像上にだって簡単に字幕を付けられます。これはアナログの時代には想像もできなかったこと。
もちろん、アナログの時代でも、VHSで売られていた洋画などには字幕が入っていたのでしょう。でも、それは所詮日本語字幕なんですね。日本人視聴者に日本語で理解してもらうためのもの。その当時は英語音声の映画に英語字幕の需要は、アメリカでも日本でも、世界中どこでも皆無だったのです。
サイレント映画の字幕
だから、私はデジタル時代でしか字幕はありえないとずーっと思っていたのですが、先日、見事なまでの反例を発見しました。そして嬉しさのあまり、この記事を書いているのです(笑)
以下はチャールズ・チャップリンの代表作『黄金狂時代』。男が黄金を発見して叫ぶのですが・・・
無声映画なので音が無いんですね。その代わりにあるのが・・・英語字幕なんです(笑)
なんだ、デジタル以前の更に昔、サイレント映画時代には字幕はあったんじゃんって(笑)
もしかしたら、その当時、サイレント映画を見て英語を勉強した人はいるのかもしれませんね。ただし、映画本数の少なさと、如何せん音声がないので、我々が今享受しているレベルでの勉強をできたかは疑問ですが。
最後に
今回は海外ドラマでの英語学習に英語字幕が非常に重要な点と、はるか昔テレビ以前の映画初期のサイレント映画には英語字幕が逆に付いていたことに気づいたお話でした。いずれにしても、千円足らずで海外ドラマを英語字幕で見放題な時代に生きている我々は感謝してもしきれませんね。それでは〜
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