不定詞としての「Way to Go」

ジェシー: It’s a bold plan, Mr. White. You sure this is the way to go?
『ブレイキング・バッド』で、ウォルターとジェシーはヒッチハイク
Breaking Bad [Credit: AMC]

way」は「方法、道」の意味なので、それを不定詞「to go」で修飾すれば、「行くべき道、手段、行動」を意味できます。

上掲の『ブレイキング・バッド』では、メス(ドラッグ)づくりに失敗したウォルターとジェシー。ヒッチハイクしてなんとか帰る直前ですが、ジェシーは「これが我々が行くべき道か?」と最終確認です。

というのも、その道とは、スーパーで裸になって頭がイカれたフリをするというものだったからです(笑)

『ブレイキング・バッド』で、ウォルターはスーパーで裸になって頭がイカれたフリ
Breaking Bad [Credit: AMC]

間投詞として使われる「Way to Go」

ところで、日常会話では「way to go」は不定詞以外でも使われるんですよね。主に「そうだ、いいぞ、でかした」と相手の行動を褒めたりする時に:

way to go

祝福、激励、承認の表現。

An expression of congratulations, encouragement, or approval.

『ビッグバン★セオリー』での「Way to Go」

この「way to go」は海外ドラマでも頻出ですが、『ビッグバン★セオリー』から例を挙げてみれば・・・

レナードとプリヤのデートに闖入したペニーは、レナードが着ている服を見て「Way to go, Priya」とプリヤに「その意気だ、でかした」と称賛を送ってますし(fancy-assは強調の接尾辞-ass

ペニー: Hey. Look at Leonard in his fancy-ass grown-up clothes. Way to go, Priya.
『ビッグバン★セオリー』で、ペニーはレナードとプリヤのデートに闖入
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

ハワードとバーナデットの結婚式を思い出深くするため、ラジはグーグルマップの人工衛星に写真を撮ってもらうという大胆な発想をし、それにハワードは「Way to go, Raj」と大絶賛と言う具合。どちらも、直後に名前を付けて、誰に対しての承認か明確にしてますね。

ハワード: That’s so cool. Way to go, Raj.
『ビッグバン★セオリー』で、ハワードとバーナデットは結婚式の計画
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回は相手に対しての承認・激励を意味する「way to go」を見てみました。日本語だと「そうだ、よくやった、いいぞ」という感じ。 使われる時は後ろに名前が付くことが多いですね。

日常会話ではそこそこ出てくるので、覚えておいて損はないです。

え? もう覚えたですって?

Way to go!

それでは〜


数字を「to go」だと?↓