「(As) it (so) happens (that)」の意味とは?

以前、英単語「happen」の持つ偶然性が日本語「ハプニング」にも引き継がれているという発見を記事にしたことがありましたが、ここ最近、「as it so happens」というフレーズがあることを偶然知りました。

Ah, as it so happens, exactly one Brevakk registered in National City
『スーパーガール』で、ウィン
Supergirl [Credit: CBS]

このhappenを「起こる」と訳すと意味が通じないので疑問に思って調べたら、結局「偶然、たまたま」ってだけでした(笑)

as it happens

(イディオム的)たまたま、偶然に

(idiomatic) By coincidence, incidentally

asが付いたり、soが付いたり色々バリエーションはありますが、意味としては偶然というだけですね。

ペニー: Those girls text me every detail of their lives as it happens.
『ビッグバン★セオリー』で、ペニーはチーズケーキ・ファクトリーでシェルドンとハワードと話す
The Big Bang Theory [Credit: CBS]
It just so happens we got your money, man, plus interest.
『ブレイキング・バッド』で、ジェシーはお金を催促
Breaking Bad [Credit: AMC]

『奥さまは魔女』の超有名なフレーズ

今回、なんでこんな変哲もない表現を取り上げたかというと、実は次の事実があったからです。なんと『奥さまは魔女』の冒頭の有名フレーズ「奥さまは魔女だったのです」にit so happensが使われているのですよ!

Except it so happens that this girl is a witch.
『奥さまは魔女』で、サマンサが魔法を使う
Bewitched [Credit: ABC]

つまり、英文では「結婚した相手がたまたま魔女だった」と言っているのですね(笑)

最後に

今回は「it so happens」が『奥さまは魔女』の超有名フレーズに使われていて驚いて記事にしてしまいました。

海外ドラマで有名なセリフは一度英文をチェックしたほうがいいかもしれませんね。それでは〜


ミズーリ州出身のキャラと言えば↓