「Knight in Shining Armor」の意味

knight in shining armor」を直訳すると「輝く鎧を着た騎士」ですが、日常会話でその意味で出てくることはありません。ほぼイディオムで「ヒーロー」の意味です:

knight in shining armor

(idiomatic) A person who will rescue a dangerous situation; a hero.

(イディオム的)危険な状況を救ってくれる人、ヒーロー

使われる時は、このイディオムのイメージ通り、女性を救ってくれる男性というパターンが多いです。

鎧を着けた騎士
Image by drippycat from Pixabay

海外ドラマでの「Knight in Shining Armor」の例

海外ドラマで使われる場面を見ていきますが、所有格で「my knight in shining armor」みたいな使われ方も出てきます。私にとっての白馬の王子様って感じですね。

マーベラス・ミセス・メイゼル

Joel Maisel was my knight in shining armor, a gift from God, and he thought I was brilliant.
『マーベラス・ミセス・メイゼル』で、ミッジの結婚式
The Marvelous Mrs. Maisel [Credit: Amazon Prime Video]

ドラマ冒頭のミッジの結婚式のシーン。夫を「my knight in shining armor」と紹介するミッジです。ここなんか結婚なので「白馬の王子様」の訳がピッタシ。

ウォーキング・デッド

-I saved her life. Right place, right time.
-And from that moment, she was glued to you like a lost puppy. Her knight in shining armor.
『ウォーキング・デッド』の場面
The Walking Dead [Credit: AMC]

『ウォーキング・デッド』では、女性を救ったらそれ以来付いてくるようになったと語る男性二人。彼女にとってのknight in shining armorになったのでした。本当に鎧を着ていればゾンビに噛まれないので最強かもしれません(笑)

「Right place, right time」は時と場所が悪い「wrong place, wrong time」の逆。

ベター・コール・ソウル

Wow. My knight in shining armor. That is some sacrifice… quitting a job that you’ve been trying to tank since Day One.
『ベター・コール・ソウル』で、ジミーとキム
Better Call Saul [Credit: AMC]

『ベター・コール・ソウル』からは、自分の失敗でキムを苦境に貶めたジミーがキムを助けるため弁護士事務所を辞めると言い出す場面。キムは「My knight in shining armor」と言ってから、「初日から辞めたがっていたのに大した自己犠牲だ」と皮肉。元々辞めたがっていたのに、彼女のために辞めると正義のヒーローを気取るジミーがキムには許せないのです。ここの「some」は皮肉的に響かすために重要。

最後に

今回はイディオム「knight in shining armor」を見てみました。今回の例全てがそうですが、女性を窮地から助ける男性を形容して「knight in shining armor」が使われていますね。

多分、探せば女性を指してknight in shining armorが使われている場面もあると思いますが、それは見つけられず。

なお、このイディオム内の前置詞「in」は服を着ている意味ですね。

それでは〜