アン: Deliciously secret and scrumptiously exciting?
ダイアナ: You have such a way with words!
『アンという名の少女』で、ダイアナはアンの言葉遣いに驚く
Anne with an E [Credit: CBC Television]

ポッドキャスト『A Way with Words』

このブログでは時々英語に関するよろず質問ポッドキャスト『A Way with Words』のネタを取り上げていますが、ふと、このポッドキャストの名前自体が気になり出しました。もちろん、意味合いはなんとなく想像はできるんですけどね。

そこで、調べると動詞「have」を伴って、

have a way with words

言葉の使い方がうまい、語彙が豊富である
英辞郎

とありました。だから『A Way with Words』では、言葉に精通している英語の専門家が回答してくれるってことですね(実際、その通り二人の言語学者が番組を進行しています)。

「Have a Way With A」の意味

そして、Wiktionaryにはもっと一般的な形「have a way with」が載っていました:

have a way with

(イディオム的、日常会話)熟練した、有能な、何かに対して洗練された。

(idiomatic, informal) To be skilled, adept, or graceful with or at (something).

だから、「have a way with words」と言えば、その人は言葉に関して洗練されているのです。いつかそうなりたいものですね(笑)

海外ドラマでの「Have a Way With A」

ちなみに、私は海外ドラマでこのイディオム表現を聞いた記憶はあまりないのですが、英語字幕を調べてみると、結構出てくるようでした。

例えば、この記事冒頭の『アンという名の少女』ではアンの大仰な言い回しに驚く友達といういつもの構図ですし(笑)

『ベター・コール・ソウル』では「People」

Jimmy certainly has a way with people.
『ベター・コール・ソウル』で、兄チャックはジミーが対人スキルを持つことを誇りに思う
Better Call Saul [Credit: AMC]

『ベター・コール・ソウル』では、チャックが弟ジミーの人の扱いの旨さを誇らしげに思う場面。これは自分が持ってないスキルだからですね。

『メンタリスト』では「Dogs」

ジェーン: May I? I have a way with dogs.
『メンタリスト』で、ジェーンは犬の首輪を外す
The Mentalist [Credit: CBS]

『メンタリスト』では「犬の扱いは心得ている」とジェーンが犬の手綱を受け取ります。ジェーンの性格を知ってる人なら、この後のジェーンの行動はもちろん想像がつきますね。犬の首輪を外すんです(笑)

最後に

今回は「a way with words」の意味を調べてみました。言葉に関して手慣れているってことですが、海外ドラマの英語字幕を一般形の「have a way with」で調べてみても、50%は「words」が占めますね。後は「people」や「women」「ladies」など人が続きます。

なお、『メンタリスト』で言えば、リズボンは「have a way with Jane」なのかもしれませんね(笑) それでは〜