古典ゲーム『ロードランナー』が好きだった子供時代

私は子供の頃テレビゲームの『ロードランナー』が好きだったのです。画面上の金塊を敵を避けつつ全部集めてクリアするという。このゲームの特徴は、左右に穴を掘って、そこに敵を埋めたり、金塊を取るための穴を掘ったりでき、パズル要素が結構あってハマったんだと思います。

ファミコン『ロードランナー』の1面
Lode Runner [Credit: Hudson Soft]

『ロードランナー』の意味って?

そんなゲームのタイトルは『ロードランナー』。いくら子供でも、ロードが道を、ランナーが走る人を意味するのは分かっていました。だから、走って金塊を集めているんだなくらいの気持ちだったのです。

そして、数十年の時は流れ・・・

最近改めてゲームのタイトル画面をまじまじと見る機会を得ました。

ファミコン『ロードランナー』のタイトル画面
Lode Runner [Credit: Hudson Soft]

あれ?  Lode Runnerじゃん!

そうなんですよ。roadでもrodeでも、ましてやloadでもlordでもない。「Lode」なんですよ。

嘘でしょ。自分の眼を疑います。全く見たことも聞いたこともない英単語がそこにはずっとあったのです(笑) 私はずっと勘違いして生きてきたのでした。

それでは、この「lode」の意味はなんでしょうか? Wiktionaryを紐解くと・・・

lode

(mining) A vein of metallic ore that lies within definite boundaries, or within a fissure.

限定された境界や割れ目の中に位置する金属鉱石の鉱脈

なんと、鉱脈のことだったのですよ。

だから、ゲーム『ロードランナー』では金塊を集めているんですね。あれは地下の鉱脈が舞台だったのでした。

炭鉱
Image by hangela from Pixabay

地下鉱脈が舞台なら、地形が迷路みたいに入り込んでいても納得です。そして掘ることも可能でしょう。こうやって、点と点が繋がって線になっていきました。

つまり、拡大解釈を承知であえて言えば、ロードランナーとは『天空の城ラピュタ』でシータとパズーが地下鉱山で会ったポムじいさんのことなのです!

『天空の城ラピュタ』で、シータ、パズー、ポムじいさん
Castle in the Sky [Credit: Studio Ghibli]

『ワイリー・コヨーテとロード・ランナー』のロードは?

さて、ロードランナーと言えば、もう一人(羽)有名な鳥が居ますよね。アメリカアニメの『ルーニー・テューンズ』に出てくる『ワイリー・コヨーテとロード・ランナー』です。

ワイリー・コヨーテとロード・ランナー
Wile E. Coyote and the Road Runner [Credit: Warner Brothers]

すると、英語名を見れば分かりますが、こちらこそが正真正銘の「Road Runner」なんですね。道を走る鳥。確かに爆速で走っていますからね(笑)

最後に

ということで、長年勘違いしていた『ロード・ランナー』の意味が判明したお話でした。/l/と/r/さえ違っていたのが驚き。やはり、日本語では区別できないので、新たな表記が必要ですね。福沢諭吉も「ヴ」だけでなく、/l/と/r/も考えてくれればよかったのに。まあ、それはまた別の話。それでは〜