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イディオム「Come to Life」の意味とは?

海外ドラマ『HOMELAND』に面白いシーンがあります。CIA捜査官のキャリーは、テロリストのアブ・ナジールを追ってますが、彼の行動を時系列に色分けしてコルクボードに貼るんですね。それを上司のソウルと眺めて何かパターンがないか調べます。

ソウル: He came to life again with purpose.
『HOMELAND』で、キャリーとソールは時系列に色分けされたコルクボードのアブ・ナジールの記事を読む
Homeland [Credit: Showtime]

通常、こういうときのお約束は、コルクボード上の写真や記事を赤い糸で結ぶものなのですが、色分けするというのが斬新と視聴時には感じました。

いずれにしても、二人は彼が活動していない期間があることを発見し、数年の潜伏期間後に「なぜcame to lifeしたんだ、目的があるはずだ」と訝しがるのです。

ここの「come to life」はよくあるイディオムで、復活するという意味:

come to life

(他動詞、イディオム的)息を吹き返す、活性化する、蘇生させる、生き返る。

(transitive, idiomatic) to bring back to life; revitalize, revive, resurrect

首都・近畿圏で展開するスーパーマーケット「ライフ」

さて、話は打って変わって、首都圏には「ライフ」という大手スーパーが存在します。

その一部店舗には、来店感謝の印として、

Thank you for coming to LIFE

と入り口に掲げられているのですよ。

スーパー「ライフコーポレーション」の「Thank you for coming to LIFE」
Credit: LIFE CORPORATION

ただ、どうでしょう、皆さん。上でイディオム「come to life」を見たあとでは、違う意味に取れませんか? そう、

生き返ってくれてありがとう

と(笑)

といっても、フレーズ「Thank you for coming to LIFE」が使われそうな場面は、手術に失敗した医者によって、生死を彷徨った患者が息を吹き返した時、くらいでしょうか?(笑)

最後に

今回はスーパー「ライフ」の「Thank you for coming to LIFE」が面白く響く一発ネタでした。

店名を工夫すれば、「Thank you for coming to xxxxx」で面白く響かせられるんですね。パッと思いついたのは、my placeなんて店名どうでしょう? Thank you for coming to my place。だめかな?

それでは〜