ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Vibe / 雰囲気

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Chemistry / 相性 - ドラマの中の英語

相性繋がりでvibeも見てみます。これは人や物それ自身が醸し出す雰囲気。vibeはvibrationの略ですが、ドラマだとこの短縮形vibeしか見かけません。辞書には通常複数形でvibesと書いてありましたが、単数形の方がドラマ内の使用率は多いくらいだったので、vibeと題名はしてあります。chemistryとの関係で言えば多分こんな感じ。二人の人間が出すvibeが混ざり合って良い化学反応を起こすのがchemistryがあるということ。ニュアンスが掴みづらいので早速ドラマ内での使用例で確認します。

ギルモア・ガールズ

ギルモア・ガールズからは母娘の会話。母エミリーは娘ローレライのルークへの接し方からvibeを感じました。そこでデートしたの?と単問直入に質問します。エミリーは年配のハイソな女性。その彼女でも使う単語がvibeです。

エミリー: So you did date Luke?

ローレライ: No, I did not date Luke.

エミリー: You can tell me.

ローレライ: I did not date Luke.

エミリー: There was a vibe.

ローレライ: There was no vibe.

Gilmore Girls/Season 1/Episode 21

フレンズ

フレンズではおなじみフィービーのセリフ。霊感が強い彼女は誰かを感じています。ここで面白いのは、母親にfeelingを使って親友はvibeな点。確かに母親にvibeは違う気がする。こういう微妙なニュアンスを汲み取るのって難しいですよね。それからvibeにDebbieと固有名詞を付けていますが、これもよくあるパターン。Debbie的なものを感じるってことでしょうかね。

フィービー: Ever since my mom died, every now and then I get this feeling that she's, like, right here, you know? Oh. And Debbie, my best friend from junior high got struck by lightning on a miniature golf course. I always get this strong Debbie vibe whenever I use one of those little yellow pencils.

Friends/Season 1/Episode 8

ビッグバン★セオリー

スチュアートのコミック屋でバンド演奏の回。スチュアートは”営業中”vibeが店に欲しいと言い、どんなジャンルの音楽?の質問には、当然”無料”の回答です。それにしても、スチュアートが準レギュラーになるとは以前は思いもよらなかったですね。

スチュアート: I was thinking it might be cool to have live music here a few nights a week. You know, give this place more of a 'staying in business' vibe.

ラジ: What kind of music are you thinking of?

スチュアート: I like all kinds of music, but my favorite genre is free.

The Big Bang Theory/Season 9/Episode 4

最後に

vibeは何か醸し出るもの。ギルモア・ガールズのエミリーは娘の挙動からvibeを感じましたし、フレンズのフィービーは鉛筆を使うたび亡くなった親友のvibeを感じ、ビッグバン★セオリーのスチュアートは自分の店が営業中であるvibeを醸し出して欲しいのでした。こんな感じで、vibe自体は人間だけでなく物体も醸し出します。ただ単に想起させるのではなく、vibeの元の意味の振動のようにそこには動き・エネルギーがあると個人的には感じます。