ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Enabler / 助長する人

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動詞+erで〜する人を意味するのは周知の通りですが、このenableの+erは意味が取りにくいこと間違いなしです(笑) というか、これ日本語で一語で言えない英単語の一つかもしれません。意味は、アルコールやドラッグの中毒者等がアルコールやドラッグをやっていても黙認したり、時には逆に買い与えたりして、中毒をより助長してしまう人のことです。親切心からの行動でもネガティブな効果になる場合はenablerと呼ばれます。意味があまり飲み込めないと思いますので、早速ドラマの実例で見ていきましょう。

ビッグバン★セオリー

シェルドンが実家に帰ったので、いつものメンバーはシェルドンが居なかったらというもしもシチュエーションを話し合います。ラジの中では、シェルドンが居なかったらレナードは極度に太っているのでした。理由は、彼女も居ないし、心に空いた空白を食べ物で満たすし、ラジがパンケーキを更に揚げてしまうenablerだから、とenablerを使って説明しています。肥満の人にパンケーキ揚げはいけません。

レナード: Hang on. Why would I be fat?

ラジ: You'd have no girlfriend to see you naked, you'd try to fill the void with food, and I'm an enabler who once deep-fried a pancake.

The Big Bang Theory/Season 7/Episode 11

The Office(US)

オフィスのオフィスではクリスマスパーティー真っ最中。しかし、当日中にやらなければならない依存症の講習を急遽クリスマスパーティーを中断してやったため、従業員一同から不評を買うマイケル。しかし、マイケルはクリスマスだからこそ、助けの手を差し伸ばさないといけないと力説します。大きな話になって飽きてきた従業員はパーティーに戻りますが、そんな従業員をenablerと呼びます。

ジム: I think you did the best you could, but this is bigger than all of us.

マイケル: Enabler. It's Christmas and we are turning our back on somebody who's asking for help.

The Office(US)/Season 5/Episode 10

13の理由

鬱ドラマ13の理由からは映画館でバイト中のクレイとハンナの会話。パーティーに誘われたクレイはハンナも誘います。心機一転髪も切ったハンナは、そういう誘惑には近づかないことを固く誓っていたので、enablerするのはやめてと断ります。しかし、「ビール一杯だけ、12時まで、送っていくから」というクレイの言葉に心が揺らいでしまい・・・。

Don't be an enabler.と言った直後のハンナの表情を載せておきますけど、ここ完全に拒否ってないんですよね。行くか行かないかで内心葛藤しているのが分かります。そんな私の背中を押さないでというわけ。あんなことになるのなら・・・詳しくは番組を実際確かめて下さい!

クレイ: It might be cool to actually hang out when we're not both covered in chewing gum.

ハンナ: Don't be an enabler. I made a deal with myself.

クレイ: I'll watch out for you. One beer, max. Home by midnight, even if I have to pedal you home on my bike.

13 Reasons Why/Season 1/Episode 9

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13 Reasons Why [Credit: Netflix]

最後に

The Big Bang Theoryでは甘やかすという感じのニュアンスですが、The Officeでは非難の意味が込められています。というように幅広く依存症をさらに助長する時使える英単語enablerでした。