ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Icing on the Cake / 花を添えるもの、更なるご褒美

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ケーキと言うことでクリスマスの直前に用意していた本記事ですが、ドラマの実際のシーンのチェックに手間取り、25日は疎か元日まで過ぎてしまいました(笑) まあ気にせず行きましょう。

icingとはケーキの外側スポンジ部分を隠すため最後に塗る甘いクリームのことらしいです。イメージ検索したら一発でした。切られて売られてるのではなく、ホールケーキを想像してみて下さい。全体がクリームでカバーされていますよね? あれのこと。そこから、英語では表題の通り”花を添えるもの”を意味します。無くてもそれほど味に支障はないけど、スポンジ見えてたら嫌ですよね。あったら更に完璧というわけ。それがicing on the cakeなんですね。

というわけで、そのあたりのニュアンスを海外ドラマの実例で見ていきましょう。

メンタリスト

死体となって発見された女性の家族をようやく見つけるパトリックとリズボン。その女性は会社の金を横領して逃亡していた犯罪者でした。娘に母親のことを聞くパトリック。すると意外な答えが返ってきます。横領は花添えにしか過ぎないと言い切り、子供が癌で苦しんでいる時に愛人の元へ逃げたと怒り心頭です。ここでは、ポジティブではなくネガティブな方向への花添えになってます。つまり、子どもたちにとっては、犯罪なんかより愛人に逃げたほうが許せないのですね。

子ども: Stealing all that money and running off... that was just the icing on the cake. When Ansel got cancer, her way coping painkillers and a sleazebag lover. That's mom.

Mentalist/Season 2/Episode 1

名探偵モンク

凄腕マジシャンのトリーニは舞台を新人のケヴィンに任せ、旅先でターニャにプロポーズしOKをもらいます。それを劇場のみんなに電話で報告するトリーニ。ケヴィンは今日の舞台を二人に捧げると伝えると、トリーニは、それはicing on the cakeと喜びます。プロポーズもOK貰って、追加でショーを捧げてくれるなんて人生最高って感じです。当然、モンクですからこの後殺人事件が発生するのですが・・・。関係ないですが、手品関連で殺人事件が発生すると、ほとんどマジシャンが殺人者ですよね(笑) 得意のトリックで完全犯罪を目論みます。

トリーニ: I just asked Tanya to marry me, and she said yes.

ケヴィン: Mr. Torini. Hi, it's Kevin Dorfman, from back... From backstage here. I just wanted to let you know, I am dedicating my show to you and Tanya.

トリーニ: Oh, Kevin. That's the icing on the cake.

Monk/Season 7/Episode 15

The Office(US)

クリスマスパーティーに飛び入りで現れたパーカーは、クリスマスツリーの枝を切って自分の腹に差して現れます。それを見たマイケルが、Icing on the cakeと指摘。festiveな雰囲気のパーティーを更に完璧に近づける格好、という感じなのですが、ここの言い方は完璧にゴマすりです。だって木の枝ズボンとシャツの間に挟み入れてるだけですからね。

マイケル: Oh, look at that. Icing on the cake.

The Office(US)/Season 2/Episode 10

最後に

icing on the cakeは本質的な部分とは別に花を添える付属のものと言った感じ。例えれば、子供の誕生日パーティーにマジシャンを呼ぶ感じでしょうか? 誕生日はプレゼントがメインですが、マジシャンが来てくれたら子どもは嬉しさ更にアップですからね(笑) そして、ほとんどはいい意味ですが、Mentalistの例のように、ネガティブな方でも使われるみたいですね。まあレアなケースなので、無視していいと思います。MonkもThe Officeも使われ方は褒め言葉ですね。個人訳は「さらなるご褒美」としてみました。でも微妙・・・。なんかしっくり来る日本語訳無いかなー?