ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

GLOW シーズン2始まるよー

広告

f:id:insaneway:20191003233600j:plain

ネトフリオリジナルドラマGLOWのシーズン2の公開日は2018/6/29。いよいよ一週間を切ったわけで、主演してるAlison Brie等のメディアへの露出も増えてきた今日このごろ。そこで今回は、GLOWの紹介を兼ねて英語の勉強です。単なる紹介だけだとネトフリの回し者になるので、英語の勉強の箇所が重要。

GLOW

番組タイトルのGLOWは、Gorgeous Ladies of Wrestlingという1980年台実際あった女子プロ団体の頭文字を取ったもの。つまり、このドラマGLOWは、その女子プロの設立からビジネスとして独り立ちするまでの悪戦苦闘を描いた作品。ちなみに、英単語のglowは「光を発する」ことを意味する動詞。育つ方のRのgrowは有名だけど、こっちのLのglowも忘れずに覚えておきたいところ。英語の小説なんか読んでると、登場人物の顔が紅潮するときに使われたりもします。「お慕い申し上げます、ポッ」的に。そんな感じなので、光を発すると言っても、ギラギラ輝くわけではないです。日本人的には、提灯が発する明るさといえばわかりやすいかもしれませんね。

Teaser

英単語teaseには「からかう」とかそんな意味があります。そこから派生して、+erのteaserには「いじめっ子、悩ますもの」という意味があるところまではOKだと思います。ちなみに、brainteaserと言えば「頭を悩ますもの=難問パズル」を表しますね。子供の頃「頭の体操」なんてパズル集を解いたことある人も居るんじゃないかな。あれがbrainteaserの代表例。閑話休題。そのteaserですが、広告の文脈で使われるときは「じらし広告」を意味します。次のGLOWのビデオがじらし広告の典型例。

www.youtube.com

レオタードを着たケバい女性陣がManiacをいう曲に合わせて踊るだけというもの。初めて見た人にはなんのことやらさっぱり。ビデオ最後に、ネトフリとGLOWとオンエアー日が告知されますが、それでもなんの番組なのか全くワケワカメですよね。この、あえて情報を与えないで視聴者をteaseする広告がTeaser(じらし広告)なのでした。

Trailer

じゃあ、通常の予告は何というのか? 映画館行って、映画本編を見るまでに永遠と見せられる例の予告編です。これは英語ではtrailer。Youtubeでこの単語で検索すれば、雨後の筍のように予告編が出てきます。ちなみに、trailerは既に日本語になってますよね。車のトレーラー。運転する部分と荷物を運ぶコンテナの部分が離脱できる車。正確には、動力を持たない後ろのコンテナ部分がトレーラーみたいです。でも英語の発音は /tréɪlər/ と、カタカナで敢えて書けばトレイラー(Google日本語入力だと、もしかして?トレーラー、となる)なので注意が必要。そんな trailer がなぜ予告を表すようになったのか? Wikipediaによると、大昔の映画館では、現在とは違い、映画が終わった後に予告編を流していたとのこと。だから映画本編が動力源で、予告は後ろに付く引っ張られるだけのもの=トレーラーってことでしょうか。でもご存知のように、その慣習は今ではすっかり消えて(映画が終わったらみんな映画館を出ていくからね)、映画の最初に嫌がらせのように付くようになったわけですけど。まあ、遅刻してもまだ始まってないくらいしかありがたみがないですよね(笑)

Trailer (promotion) - Wikipedia

ということで、この辺でGLOWのTrailerを見てみます。番組本編からの切り抜きで構成されて、Teaserとの違いがわかるかと思います。こっちは女子プロのドラマって明らかですね。

www.youtube.com

trailerに関連して最後に、trailerはもちろんtrailから来てるんでしょうけれど、このtrailの意味は動詞だと「後から追跡する」、名詞だと「山道」の意味があります。山の中走るのトレイルランとか言いますもんね。面白いのが、日本語だとトレールじゃなくトレイルと英語に近い発音になってること。じゃあ、trailerもトレイラーで良かったと思うんですけどね。その辺杓子定規に行かないのが言語学習の面白いところ。

最後と言いつつもう一つ。blazeという「」を表す英単語がありますが、blazeには全く別の「目印(を付ける)」の意味もあります。これをtrailと合体させたtrailblazeには「(樹木等に)道しるべを付ける」という意味があります。山で迷わないよう、ちょっと進むごとに木に印を付けていくやつです。ヘンゼルとグレーテルの童話では、彼らはtrailblazeするのにパン屑を落としていったのですが、鳥に全部食べられてしまって結局迷ってしまうのは有名ですよね。日本の実際の山道だと、樹木にピンクや黄色などのテープで印が付いているのを見たことある人も多いのでは。あれも立派なtrailblazeです。昨今biodegradable(生分解可能)な製品がもてはやされますが、ことtrailblazeにおいてはbiodegradableであっては困るのが面白いですね。一週間で朽ち果てて土に還ってもらっては意味ないですから。それこそ、ヘンゼルとグレーテルの二の舞です。ちなみに、trailblazeする人はtrailblazerですね。誰も行ったことのない未踏の山道を印付けながら行くわけですから、trailblazerに「開拓者・先駆者」の意味があるのも納得です。高村光太郎で言えば、「僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る」という感じ。

最後に

ネトフリ加入してるのならGLOWはおすすめですので是非見てみてください。IMDbのスコアは、以前は★7.5とかだったのに、今見ると★8.0まで上昇してますね。口コミで人気が広がっていった感じです。

最後に殿方向け(?)にGLOWを見たくなるトリビアを紹介して終わります。 主演の一人Alison BrieはCommunity(コミカレ!!)やアニメBoJack Horseman(ボージャック・ホースマン)での声優で有名ですが、なんと彼女はこのドラマGLOWで初脱ぎを披露したことで、2017年度初脱ぎ女優大賞みたいなのを受賞しています。シーズン1のエピソード1だったような。とにかく最初の方のエピで脱いでますぞ。

www.imdb.com