ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Our Paths Cross / (ばったり)出会う

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Photo by Mike Enerio on Unsplash

人生を一本の道に例えるのは日本語も英語も同じようです。そんな二人の道が交差するというのだから、our paths cross人と人が出会うの意味になるのは、まあ納得な感じですね。

ただこの表現には、ばったり・不意にの意味が含意されているので、事前に連絡を取り合って会うのには使えない感じ。運命の悪戯とかで出くわす時専用ですね。

あと、よくあるのが、否定形にして脅しとして使うパターン。マフィアのボスが「我々のパスは今後二度と交差しない」と言えば、どこか遠くへ行って二度と俺の前に姿を現すなということ。まあ、これは海外ドラマでよくあるフラグの一種で、また交差するんですが(笑) 主人公属性がないと暗殺されて死体となるパターンも。

それでは、この表現の海外ドラマでの使われ方を見ていきましょう。

ブレイキング・バッドから

メス作り中にドラッグディーラーを殺すことになってしまったウォルター。相棒ジェシーに、今後出会わないとこの表現で言ってますね。まあ、腐れ縁はずっと続いて、最後に会うのがジェシーになるんですけど(笑) ちなみに、ここのmessは混乱の意味。ドラッグのメスはmethの方です。

ウォルター: After we finish cleaning up this mess, we will go our separate ways. Our paths will never cross. And we will tell this to no one. Understood?

Breaking Bad/Season 1/Episode 2

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Breaking Bad [Credit: AMC]

ギルモア・ガールズから

娘ローリーに学校生活を聞くローレライ。根掘り葉掘り聞くついでに、先生のMaxに出会ったかも聞きます。ローレライはマックスとの破局があったので、様子が気になると言ったところ。ここのrun intoがまさに同意表現ですね。happen toも偶然を強調。こんな感じで、同じ表現を繰り返さず言い換えるのも海外ドラマではよくあります。

ローレライ: Did you happen to run into Max?

ローリー: Actually, no.

ローレライ: Really?

ローリー: Yeah. Our paths just didn't cross.

Gilmore Girls/Season 2/Episode 5

ゲーム・オブ・スローンズから

サムはジョラーの鱗病を治してあげます。その別れのシーンから。ジョラーがまた会うだろうと言うと、サムもそう願うと受けます。うろ覚えですが、このシーン以降シーズン7で二人は再会してないはずなので、最終シーズン8で再会するかどうかですね。フラグ的には再会しそうですが・・・。

ジョラー: Perhaps our paths will cross again.

サム: I hope they do.

Game of Thrones/Season 7/Episode 3

最後に

辞書には一般化して、someone's path cross とか cross someone's path のようにありましたが、使用例はほとんどourだったので、記事題名はourで限定しています。でも、彼らはまた出会うだろうと、their paths will cross と第三者的に言ってもOKです。ちなみに、our paths crossの同意語は、今回出てきた句動詞run intoやbump into, come across、他動詞encounterなどありますが、今回のような詩的な表現もたまには使いたいですね。GoTの例のように、別れの際にも効果的だと思います。