ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Jumping the Shark

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レビューを読んでるとよく出てくるイディオムjumping the sharkが語源も含め面白かったので紹介。

TVドラマを長期続けてるとマンネリ化してくることは避けられない。そうなると、新しい視聴者は増えず、視聴率等の指標は頭打ち状態。製作者側はなんとかしなくてはとテコ入れを行うのが常。そしてそれは、主要キャラに隠し子が見つかったり、急に末期がんで余命数ヶ月になったり、ドラマ上予想外の2人が急接近したりする悪あがきで表現される。しかし、そういった近視眼的付け焼刃な対策は功を奏することもなく、既存ファンの怒りを逆に買い、皮肉にも数字の下落に貢献してしまう。そういう状況を「jumping the shark」というのだそうだ。下のグラフがわかりやすい。

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tvtropes.org

つまり、jump the sharkは番組がそういった失敗みえみえの挽回策を講じることを指すみたい。

では何故サメなのか? そしてジャンプなのか?

それは、このイディオムの発生元となったシットコムHappy Daysで、主要キャラの1人の水上スキーでサメの上を跳び越えるシーンから来ているのだとか。このシーン以降、この番組が凋落の一途をたどることになるとは、クリエイターは考えもしなかったことでしょうね。

Youtubeに該当場面の動画があったけど(↓↓)、ものすごくツマラナイので、見られないことをオススメします。

www.youtube.com

なんでも、元々このキャラは初期エピソードでバイクのスタントで事故って大怪我を負ったんだそう。それで、もう無謀なことはしないと誓っていたのにもかかわらず、サメジャンプですよ。しかも、トレードマークの革ジャン着て水上スキー(笑) 

こんな表現は批評でしか使われないかと思いきや、シットコムでメタ的?に使われるようですね。

以下はコミカレでのアベッドとトロイの会話。2人が一緒に住むことはjump the sharkするようなもの。これは意味知らないと絶対わからない(笑)

If you and I move in, we jump the shark.

Community/Season 1/Episode 25

日常会話ではあまり出番はなさそうな表現ですけど、業績を伸ばすために会社がありえない方策に訴えたら、jump the sharkと言っていいのかもしれない。いずれにせよ、当Blogはjump the sharkしないで行きたいものです(←これがやりたかったw)