ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

The Wesley Crushers

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

今The Big Bang Theoryを最初から見直しているんですけど(1年ぶり、通算5回目くらい←高校野球かw)、久しぶりに見ると以前は気づかなかった様々な発見があって面白いですね。 そんな発見の一つが、今回紹介するThe Wesley Crushers。シーズン3、エピソード19です。

シェルドンは宿敵ウィル・ウィートン(本人役)とボウリングで勝負します。しかし、ペニーが行方をくらましてしまい、没収試合で負けとなります。翌日再戦することになりますが、必勝を期してシェルドンは、ウィル・ウィートンがスタートレックで演じたウェスリーを倒すという意味のTシャツを作ってくるほど熱の入れよう。勝負の行方はどうなることやら・・・。

しかし、ボウリングを始める前に、仲間からそのTシャツにツッコミが入ります。というのも、色々な意味に取れるからです。

押し潰す(シェルドンが意味したかったもの)

動詞crushには押し潰すの意味があります。だからThe Wesley Crushersは、ウェスリーを演じたウィル・ウィートンをペシャンコにしてやる者たち、といったニュアンス。ここで、飛行機が墜落するcrashとは意味合いがちょっと違うので注意ですね。

恋のときめき(ペニーが取った意味)

しかし、crushにはもう一つ海外ドラマではお馴染みの意味があります。そう、恋のときめき、片思いです。だからペニーは、「ウェスリーのことを好きな人達と取れる」と述べます。シェルドンの意味と正反対ですね(笑)

ドラマの中の Crash と Crush - ドラマの中の英語

ペニー: Okay, I'm sorry, honey, but The Wesley Crushers sounds like a bunch of people who like Wesley Crusher.

The Big Bang Theory/Season 3/Episode 19

ウェスリー・クラッシャー(ウィル・ウィートンが取った意味)

最後に、ウィル・ウィートンがスター・トレックで演じたウェスリーの本名がなんとウェスリー・クラッシャーそのものなんです。だから、ウィル本人がTシャツを見るやいなや、チーム名を自分の名前から取ったと思ったのも納得です。

ウェスリー・クラッシャー - Wikipedia

ウィル: Hey, look. They named their team after me.

The Big Bang Theory/Season 3/Episode 19


シェルドンともあろう人が何通りにも意味が取れる名前をつけるのは、ちょっとキャラと合ってないかな。まあ、コメディなので仕方ないのかも。

自分はスター・トレックを全く知らないので、三番目のネタに今まで気づいていなかったんですよね。今回晴れて理解できたということです。"They named their team after me."というセリフに少し違和感を感じて調べてみたら、スター・トレックのキャラ名に正確に一致していて驚いたわけ。見返せば、ペニーのセリフも"who like Wesley Crusher"となっているので、ウェスリー・クラッシャーを名前として扱っていますね。

でも思うんですけど、別にこういうネタを正確に気付けなくてもいいんじゃないでしょうか。最初から内容の100%理解を目指すのは疲れるし、とにかく時間がかかる。結果、海外番組の視聴が苦痛になってしまいます。この自分の例のように、しばらく置いて再視聴した際にどうせ新しい発見があるのだから(5回目だけどw)、完璧主義は端から放棄したほうが、結果的に英語学習の成功につながる気がするんですけどね。再視聴のモチベにもなるし。これは海外ドラマだけに限らず、映画・洋書なんかにも言えると思いますが、いかがでしょうか?