ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

馬鹿にしたHello?

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Helloは挨拶でおなじみの表現ですね。日本語だと「やあ」とか「こんにちは」。実はこれが時と場合と言い方によっては、相手を馬鹿にした響きになるのが面白いところです。

その馬鹿にしたHelloを説明するために、まずHelloが使われる挨拶以外のもう一つ重要なシチュエーションを見てみます。それは、

(住人不在と思われる住宅の奥に向かって)

Hello? Anybody home?

「おーい、誰かいる?」と住宅の奥に聞こえるように声を上げるシーンは海外ドラマではおなじみです。これは住人の在不在を確認してるわけです。いざ不在と分かったら不法侵入するとかよくあるパターン。

さて、この在不在確認のHelloを会社の会議でぼーっとしている人に言ったとしましょう。どう響くでしょうか? 「おーい、起きてる?」

頭の回転が遅い人に言ったらどうなるでしょうか? 「おーい、理解してる?」

つまり、相手の頭の中がお留守というニュアンスが出るんですね。しかも言い方によっては超馬鹿にしてる響きになります。ヘ、ローゥ(↗)とか言われると知恵遅れと言ってるニュアンスにすら感じられます。このHelloを敢えて日本語にすれば「もしもーし?」というニュアンスでしょうか? 相手の頭が留守かを確認する感じで、やはり日本語でも馬鹿にした感じになりますね。いずれにせよ、実生活ではヘ、ローゥ(↗)と言われないようにしたいものです(笑)

最後に、そこまで馬鹿にしてはないないけれど、自分自身にHelloしてる例をCrazy Ex-Girlfriendのナンバーから拾って終わります。これを歌っているジョシュはレベッカの自分への愛にようやく気づいたところ。あの出来事もこの出来事も、全てレベッカが自分に惚れてるとすれば辻褄が合うことだらけです。ああ、なんて俺は馬鹿だったんだ。それでジョシュはDuh!と歌ってるんですね。Duhは会話ではおなじみの「何アタリマエのこと言ってるの?バカなの?」という表現。その歌詞の中に「It's like, uh, Hello!」という箇所があります。このHelloがまさしく頭の中がお留守のHelloなんです。この場合は自分自身の頭ですけど。自分の頭の中がお留守でレベッカの真の愛に気づいてなかった、と言ってるわけでした。

Duh!

It's so obvious!

It's like, uh, Hello!

She was always right there for me!

And I was too blind to see!

Crazy Ex-Girlfriend/Duh!

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