ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Grammar Nazi

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Grammar Naziはその名の通り「文法のナチス」。ネットなんかで文法を厳しく取り締まる人を茶化した呼称。日本でも、ネットで議論してると、漢字の変換ミスや細かい文法の間違い、イディオムの誤用を指摘する人ってよく居るじゃないですか、議論の本質とは全く関係ないのに。そしてなぜか勝利宣言(笑) 本当に止めて欲しいんですけど。例えば、

「うる」覚えじゃなくて「うろ」覚えな。小学校を卒業したらまた議論相手になってやるわ

とか

的は「得る」もんじゃなく「射る」んだぞ。お前は100年経っても射ることはできなさそうだが

といった感じ。この2例は今自分が適当に考えたものですが、この広大なネットのどこかで同じようなコメントが絶対されているはずです(ちなみに、あったとしても私ではないので。悪しからず(笑))

こういう人たちのことを、英語ではGrammar Naziと呼ぶんですね。ここは取り締まるからpoliceでも良さそうですが、Naziのほうが強権的で、逆らうと強制労働キャンプ送りな感じです。ちなみに、日本語だと何と言うのかな? そういう人たちの呼称って無い気がします。

海外ドラマの中では、Grammar Naziというそのものの表現は全く出てこないんですが、Grammar Naziな性格のキャラは結構出てきます。例えば、The Big Bang Theoryに出てきたデニス・キム。北朝鮮から来た天才くんは、レナードが前置詞で文を終わらす傾向を指摘します。

レナード: You speak English really well.

キム: So do you. Except for your tendency to end sentences with prepositions.

レナード: What are you talking about?

キム: That.

The Big Bang Theory/Season 1/Episode 12

そしてもちろん、有名な「who vs. whom」だって大量に出てきます。Grammar Nazi的には、目的語のときはwhom一択なんです。

次のフレンズのシーンなんて、まさにこれ。しかも指摘するのがジョーイなのが二重に面白い(笑)

ロス: What's important is, we're having a baby, not who came on to who.

ジョーイ: "Whom."

Friends/Season 8/Episode 4

最後は、ネットから例を拾おうとredditで調べると、やはりGrammar Nazi関連の議論がありました。しかも、unpopularopinionという掲示板で・・・

www.reddit.com

曰く、文法ナチスは世界に対し良い貢献してるんだから、冷笑されるべきではない、という意見。

これに対するコメント

I hate it when it’s used in an argument. Just because someone doesn’t use grammar correctly doesn’t mean their opinion is bad.

は、まさに私がこの記事最初に述べたことですね。まるで自分の意見みたいだ(笑) 文法が間違ってるからといって、意見が間違ってるというわけではない。ちなみに、just because ... doesn't mean ...はよくある言い回しです。

以上、今回はネット上の怖い怖い文法取締官(?)Grammar Naziの紹介でした。自分自身はまだ遭遇したこと無いんですけど、Youtubeのコメント欄でGrammar Naziが他ユーザーを取り締まってるのをリアルで見たことはあります(笑)

今ふと思ったんだけど、Grammar Naziな皆さんをライティングの勉強してる日本人英語学習者にあてがうサービスって、ビジネスにならないかな?(笑)