ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

20歳を過ぎてから英語学習し始めた人への朗報

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MITの第二外国語学習の研究

medium.com

英語学習についての様々な常識・神話(myth)を打ち砕くかもしれない、ものすごいニュースが飛び込んできたのでお知らせします。詳しくは、上記リンク先記事(英語)をご確認ください。上記は、MITの最新の研究結果を一般ピーポー向けに簡易にまとめてくれたものです。

悪いお知らせ

良い知らせと悪い知らせどっちを最初に聞きたい??というのは、海外ドラマでよく出てくるフレーズですよね(笑) そして、心理学的には、人は悪いニュースを最初に聞きたい傾向なんだとか。だから、この記事でも初めに悪いニュースをお知らせします。

平均的には、若い頃から英語を学習し始めた方がネイティブレベルの英語力を獲得できる可能性は高いのだそうです。

アッハイ、知ってたと思って読むのを止めようと思ったそこの方! しばしお待ちを。ここからが新しい発見なんですって。

良いお知らせ

ちなみに、若い頃って具体的にいくつなんでしょうか?

研究によると、18歳以前なんだそうです。なんと、高校卒業してからでも遅くないんです! 実際、記事のライターも次のように述べています:

This is a much older age than has been generally assumed and is really interesting for reasons I’ll get into a bit later.

MIT Scientists prove adults learn language to fluency nearly as well as children

これってにわかに信じられないですよね。だって、脳も体も成長しきった18歳からでも英語学習OKなんて。ほとんどの人が18歳より若い年齢、例えば小学生あたりに閾値があると考えていたのではないでしょうか? もしかしたら、0歳とかいう極端な考えもあるやもしれません。だから、乳児からの英語教育が重要みたいなことが盛んに言われてたり。でもマジックナンバーは18なんです。18歳で英語を学習し始めるって方には心強い話。

逆に言うと、「俺もう高校生だから今から英語を勉強しても伸びない」とか言い訳にしてた人には残念なお知らせかもしれませんね(笑) 遅くないんですよ・・・w 

さらに記事は続きます。核心の20歳を過ぎてから英語を学習し始めた人たちについてです。

この人たちでも、ネイティブレベルの英語力を獲得するのは全然不可能でないんです。そりゃ、若い人たちに比べれば劣りますよ。でも、75万人にも上る実験参加者のデータを精査すると分かってきたのは・・・

10歳以前に学習し始めたグループと20歳以降に学習し始めたグループのそれぞれ成績優秀上位25%を比較すると

学習し始めた年齢に一切関係なく、同じ学習期間を与えれば、最終的に同じ英語力が付く

んだそうです。うっそーーって感じですけど、どうもそうらしいのです。同じ期間で同じレベルに達するって・・・脳が成長しきっちゃうからもう新言語は学べないとかいう話はどこ行った?(笑)

ここで注意しなくてはいけないのは、あくまでも学習期間であって学習時間ではない点。英語を3年間勉強したと言っても、毎日1時間と毎日朝から晩まででは、全然激しさ(intensity)が違いますよね。MITのデータには、残念ながらこの時間の指標がないんです。

実は、上位25%を取ったのもここに理由があります。だってさ、統計データなんだから普通は平均取ればいいと思いますよね? なぜ上位25%なのか?

記事ライター氏はこう説明します:

If you’re in an English speaking school for 5 hours a day as a kid and your parent is studying the same language for an hour a day while you’re there and the kid learns 5 times faster than the parent, is it fair to then conclude that kids learn better than adults?

It’s highly possible that this learning difference by age is not due to some magic change in brain plasticity, but simply that adults don’t have as much time to be exposed as children and often hit a point where it stops being helpful to improve after a while. They become totally fluent at this slower pace and reaching native-level mastery provides little additional advantage. Maybe it’s not that it’s harder for older learners or that they’re not capable, maybe it’s just that they don’t have the same opportunity.

Comparing the top quartile of the post-20 group is a simple guess to isolate a cohort of language learners who may have had more opportunity for exposure. I would guess that the post-20 learners would have much less uniform types of opportunities than children, whose experiences are probably much more similar in nature. It’s certainly not perfect, but it does indicate that there is a cohort in the post-20 crowd that does very well.

MIT Scientists prove adults learn language to fluency nearly as well as children

簡単に言うと、ほとんどの子供って一般的に時間があり余ってるわけです。毎日5時間とかでも勉強しちゃえる(笑) でも、大人は仕事してるから英語を学習する時間がない人が大部分。それを単純に平均取って比較できないってわけです。ただ、大人の中にも帰ってから子供と同じくらいの時間猛勉強する人もいるわけです。そして、そういう人は英語力が高いと仮定できるはずです。だから、そんな子どもと大人の学習時間差の影響を極力少なくするため、熱心に勉強してるであろう上位25%を取って比較しようというわけ。これでも全然正確じゃないけど、平均よりはましって感じ。このライター氏のデータへの真摯な態度が窺えますね。

そして、その上位25%の比較で差が付かないってことは・・・

脳って、年齢にかかわらず、そこまで極端に能力が変わるものでもない可能性が高く、そして、大人が英語を子供よりできないとされてきたのって、単に学習時間の差なんじゃね?

とも言ってます。これはかなり意外な話。子供の脳は可塑性があって、何でも吸収できてっていう話はどうなっちゃう?(笑)

ちなみに、ここまで「ネイティブレベル」という単語を定義もせず使ってきましたので少し説明。記事内には具体的な被験者に出題され英語力を測るのに使われたクイズの一部も載ってます。

Every hiker climbed a hill.

の内容を絵から選ばせるもの。そういったクイズで9割以上取った人をネイティブレベルとライター氏は定義しています。ちなみにこのクイズ、文法的な内容でかなり難しいようです。子供の時から英語を学習し始めた人でも、9割取るのに7,8年はかかると記事には書かれていますので、上の例は、相当簡単なやつですね。

最後に、記事の締めとして

母国語の影響は小さい

ことと、

1年の学習期間だと、大人は子どもより優れている

ということがデータから分かるそうです。そりゃ、大人はいろいろな概念などを既に母国語で学んでるのですから、アドバンテージがあるのは当たり前ですね。

最後に

私のこの記事を読んだ感想は、たった一言。

Duh!

しかも、抑揚を付けて相手を馬鹿にしたDuhです。こんなん当たり前だよーって(笑)

だって、私自身が30後半から英語学習し始めて、海外ドラマ視聴してたら英検1級取れたんだもの。Duh以外他に言いようがない(笑)

何度も言うように、自分の好きな海外ドラマを英語字幕で見てれば4年くらいで英検1級は取れるはずなんですけどね。

ま、学習方法は宗教戦争になるので横に置いといて、今回この記事を書いた理由は皆さんに次のメッセージを使えたいから:

英語学習に遅いはないので、みんな頑張って下さい!

Never too late to learn!