ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

一時的な性質を表すBe動詞の現在進行形

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Image by mohamed Hassan from Pixabay

Be動詞は状態を表すのでおなじみの動詞ですね

He is kind.

といったら、彼は優しいんです。今日も、昨日も。だって、それは彼の性格だから。日によってころころ性格が変わったら、それは多重人格です。

ただ、そんな彼でも、時には意地悪になるかもしれません。普段は優しいんだけど、そのときだけは意地悪。

それを表現するのに、英語ではbe動詞の現在進行形を使います。

He is being mean.

上に張ったイラストで例えると、通常Be動詞はフルタイムの仕事で、Be動詞の進行形はバイトって感じ。あくまでも一時的なんです、って却って分かりにくい例えかも(笑)

自分は、この言い方を海外ドラマで学んだんです。なんか、めっちゃ出てくるんですよね。一時的にわざとアホっぽく振る舞ったり、好きな子に意地悪になったりは、結構万国共通なんです。

そんなBe動詞の現在進行形の海外ドラマ内での使われ方をいくつか見ていくと、

次のギルモア・ガールズでは、ローレライがもったいぶって振る舞っている(cryptic)とする元夫クリストファー。でも、再婚相手を連れてきたら、元妻としては当然平常心ではいられませんね(笑)

クリストファー: Lorelai, come on.

ローレライ: What?

クリストファー: You're being cryptic.

Gilmore Girls/Season 2/Episode 14

次はビッグバン★セオリーから2つのシーン。

最初は、シェルドンがあがり症のため賞授賞式に出ないというのをbeing ridiculousとするレナード。出たくないからバカげた理由をでっち上げてるというニュアンス。それに対し、シェルドンは昔話を語りだします・・・

レナード: Sheldon, you're being ridiculous.

シェルドン: Am I? Let me tell you a story.

The Big Bang Theory/Season 3/Episode 18

こちらは、いつものメンバーがラジをからかっている場面。それを見たバーナデットが、being childishとします。意図的に子供っぽく振る舞ってるって感じ。

バーナデット: Guys, you're being childish.

The Big Bang Theory/Season 7/Episode 16

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

この2例から分かるように、Be動詞の現在進行形は故意にそのように振る舞ってるニュアンスが出ます。まあ、普段の性格と違うことをしてるのですから当然ですね。

従って、次のウォーキング・デッドの例のように疑問形にすれば、「故意にseriousになってるんだろう?」という感じに響きますね。

You're being serious, right?

The Walking Dead/Season 6/Episode 16

でも、一時的か恒常的かなんて区別つかない場合だって現実にはあるのでは?と思いますよね。 もちろん、海外ドラマの中にだってそれは出てくるんです。

ブレイキング・バッドの次のシーンでは、家族一人ひとりがウォルターに一言物申すをしてる最中。

息子が、父親のウォルターのことをyou're being... の後どう言おうか迷ってから、結局You're a pussy.と普通のBe動詞を選択です。ここで現在進行形にするかしないかには大きな差がありますよね。だって、これだとフルタイムのpussyと言ってますから(笑) ちなみに、pussyは女々しいやつの意。

スカイラー: Tell your dad how you feel.

ウォルター Jr.: I'm pissed off.

スカイラー: Tell him.

ウォルター Jr.: I'm pissed off. Because you're being... You're... You're a pussy.

Breaking Bad/Season 1/Episode 5

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Breaking Bad [Credit: AMC]

最後に

今回は性質を表すBe動詞を現在進行形にすると、一時的にそう振る舞っているという意味になることを見てみました。海外ドラマではかなり基本的な表現になりますね。

まあ、人の気持ちなんて他人はもとより本人でさえ分からないもの。彼があなたに意地悪するのは、好きの裏返しかもしれませんよ(笑)

それではまた〜