ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Carmen Sandiego

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新しい海外番組でも見るかと週末探してたら見つけたのがこのCarmen Sandiego(カルメン・サンディエゴ)。女義賊が大活躍する痛快アニメだ。

どうもこのアニメ、ネトフリオリジナルとは謳っているものの、元々原作アニメが他にあるみたい。その設定を引き継いでネトフリが新たに制作したのが、今回のこのカルメン・サンディエゴのようだね。でもご安心を。最初の2エピソードで過去のいきさつなんか(名前の由来・赤の理由等)は全てカバーされるから、初めてでもサクッとストーリーに入っていける。

そのストーリー自体は明快単純。義賊の女大怪盗カルメンが悪の秘密結社VILEが悪事を働くのを阻止したり、彼らが盗んだものを盗み返すというもの。そこにカルメンやVILEを捕まえようとするインターポールの冴えない刑事(銭形のとっつぁん枠)が加わる三つ巴の争いが基本。実は、悪の組織VILEは孤児だったカルメンをエリート盗賊に育てた機関という因縁もあったりする。そして、VILE側が毎回送ってくるエージェントが元クラスメイトだったり指導教官だったりし、フラッシュバックと共に過去の経緯が物語に彩りを与えてくれる。

自分はアニメはアーチャーやリック・アンド・モーティなんかのブラックな大人向けが大好きなんだけど、このカルメン・サンディエゴはそいつらとは正反対。汚い言葉遣いや暴力シーンは出てこないピュアな中高校生でも問題なく見られる作品。そして面白いのが、ところどころ何故か教育的でもあったりする。ストーリーは毎回世界の様々な都市で展開されるんだけど、その国の祭りや建物や気候や特産品なんかが冒頭に説明されて、それがストーリーに関係してくるといった感じ。英語ができる高校生なら英語字幕でいけると思うんだけど。つまらない教科書なんかより断然面白い。

その英語だけど、このアニメ内の英語は国際色豊か。いろんなアクセントが出てくる。前述の銭形のとっつぁんはフランス人英語だし、クラスメートはオーストラリア英語と言った具合。また、毎回訪れる各都市ではそこの住民なまりの英語が出てくる。だから、英語で見るにはちょっとハードルが高いかもね。まあ、いろんなアクセントに慣れる練習と思えば苦にはならないけど。

最後に、このアニメに出てくる男ども(Shadowさん除く)はなぜか単細胞の間抜けばっか。反対に、女性陣はカルメン含め聡明という変な執着があるので、そういう性差別に敏感な人は少し辟易するかもしれない。まあ、自分はほとんど気にならなかったけど。

現在公開中の最終エピソード9話でクリフ・ハンガーが用意されているので、それ以降に公開されるエピソードでもカルメンの活躍が期待できることは確かかな。一応、ネトフリは20エピ発注したらしいので、残り11エピソードは楽しめるってわけ。うーん、残りエピソードもはよ来い。