ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

名前が持つ性別イメージの変遷【アメリカ版】

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Image by Tegula from Pixabay

海外ドラマ・映画をたくさん見てると、名前からその人物の性別が何となく分かってきますよね。 でも先日、ジャッキーが女性の名前として出てきたときは驚きました。だって、なんとなくジャッキーは男の子の名前だと思ってたので。

これって結局、自分が今まで海外ドラマに出てきたジャッキーがみんな男だっただけなんですけど、なんか「ジャッキー=男」という先入観ができていて、そのときはちょっと面食らったわけです。もしかしたら、これを読んでる人の中には、ジャッキーって男の名前?と逆に驚いている人がいるかも知れません。

まあ、これは英語だけに限った話ではなく、歴史の小野妹子が男だったという有名エピソードが示すように、日本でも実際起こっていることですよね(笑)

でも、海外ドラマを見る上で、そういった性別判断で注意すべき名前のリストがあると便利だな、なんかないかなと思っていたら、なんと調べてくれた人がいたんです。

それが、1930年〜2018年のすべての赤ん坊の名前を分析して、男→女、女→男の入れ替わりが最も発生した名前を調べた下記記事。

flowingdata.com

記事の英語をすっ飛ばすと、一番下に結論のグラフがあります。グラフの見方は、縦軸は時間軸。下が1930年、上が2018年。横は男女比で、左に行けば行くほど男性(オレンジ)の割合高くて、右が女性(青緑)と言う具合。ちなみに、記事途中のグラフは、どうすれば「入れ替わりが激しい」を定義できるかという試行錯誤のグラフなので、統計学的な内容に興味ないならあまり意味はないようです。

そんなランキングで、男女の入れ替わりが激しかったベスト5の名前が下記。ほらね、ジャッキー入ってるじゃん!

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Most Switched Names [Credit: FlowingData]

  1. ケーシー(男性の名)
  2. ジャッキー(補足なし)
  3. ケリー(男性の名)
  4. ジョディ(男女のファースト・ネーム)
  5. フィンリー(男性の名)

ついでに、英辞郎に補足として書いてあったどちらの性別かも()で追記しています。

こうしてみると辞書も間違っている・・・というか、なんだかよく分かりませんね(笑) 英辞郎の情報っていつのものなんだろうか?

ちなみに、元記事にも述べられていますが、現在の上に行くに従って中央(男女差無し)に収束していくのは、その名前がユニセックス化してている証拠なんだそうです。上のグラフで言えば、ケリーやジョディですね。昨今は男女どちらに付けてもOKって感じ。

日本でもユニセックスな名前って結構ありますよね、”つばさ”なんかがそうかな。そういった現象が文化の枠を超えて起きているのは、名前をつけるってのは時代性があるのかもしれませんね。ネットが関係してるのかな?

ところで、ベスト5以外で気になったのがチラホラ。まずJustice。ジャスティスですよ、皆さん。もうね、男女とかを超えた概念ですね(笑) 

他にも、18位のCharleyも、件数が少ないので18位どまりですが、男性名から女性名への滑らかな移行が見て取れます。おじいちゃんになったら女の子の名前になってるって、どうなの?(笑)

そして、Channingなんかはある年一瞬だけピークが現れるんですよね。これなんか、その時代に流行った何かが関係してるのかもしれません。映画とか有名人でしょうか。

ということで、今回は名前の持つ性別イメージの変遷の話でした。固定化してるわけでなく、時代とともに移り変わっているという当たり前の結論。こうなると、海外のキラキラネームも調べたくなりますね。それでは〜