ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

英語で悪い知らせを伝える3つのパターン

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Image by mohamed Hassan from Pixabay

悪い知らせというものは伝えたくなくても、人に伝えねばならぬもの。そこで今回は、海外ドラマでよくある悪い知らせを伝える直前にされる3つの言い回しを海外ドラマの実際のシーンと共に見てみます。

3つのフレーズに共通してるのが「言いたくないけど・・・」ってこと。だから動詞のhateが使われるんです。この辺の感覚は日本語でも同じ。hateは使うなってよくあるんですけど、こういう場合はもちろんOK。面白いですね。

それでは行ってみましょう。出てくる頻度順にしてあります。

【1位】Hate to Say It(Tell You)

堂々の1位はhate to say itでした。tell youのパターンも少しありますが、ほとんどの動詞はsayでした。直訳は「それを言うのは嫌いだけど」。それってのは、これから話すことですね。このフレーズはカジュアルからビジネスシーンまでまんべんなく使われてます。逆に使われすぎて意味をなしてない感じもします。

聞き手はこのフレーズが発せられると、どんなことを言われるのか少し聞き耳を立てますが、些細なこと(歯に青のりが付いている)のパターンも案外多いです(笑)

次は、ブレイキング・バッドから。グレチェンがウォルター家を訪問してる場面。いとまを告げる前にI hate to say itを付けていますね。I wish I could but...もそうできたらいいのにという典型的な言い回し。

グレチェン: You know, I hate to say it but I really need to get going.

ウォルター: Oh, that's too bad.

スカイラー: You can't stay for dinner?

グレチェン: I wish I could but unfortunately, I have to try to beat the traffic.

Breaking Bad/Season 2/Episode 6

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Breaking Bad [Credit: AMC]

【2位】Hate to Break It to You

2位のhate to break it to youのbreakは「壊す」ではなく、「伝げる、発表する」の意味。例えば、break the newsは「ニュースを伝える」だし、breaking newsは「ニュース速報」の意。だからこのフレーズは、「あなたにこれを伝えるのは嫌なんだけど」ですね。

次のビッグバン★セオリーでは、 ラスベガスで女性に言い寄られ有頂天になるラジ。しかし、レナードは I hate to break this to youで売春婦であることを告げます(笑) 

レナード: Okay, I hate to break this to you and whatever your jammy is... but I'm pretty sure she's a prostitute.

ラジ: What? No.

レナード: Okay, let me put it this way. In your entire life, how many gorgeous women have walked up to you at a bar and asked if you wanted to party?

The Big Bang Theory/Season 2/Episode 21

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

【3位】Hate to Be the Bearer of Bad News

hate to be the bearer of bad newsのbearerは「知らせを持ってくる人」の意味。つまり、直訳は「悪い知らせを持ってくる人になるのは嫌なんだけど・・・」ってこと。ある意味、今まで紹介したフレーズを名詞形にしただけですね。

ギルモア・ガールズの次のシーンでは、cul-de-sac(袋小路)の複数形を議論するローレライと娘ローリー。culs-de-sacと聞いて信じられないローレライは「No way!」で驚きを表現。ローレライが英語っぽくないと言うと、フランス語だからと言ってから、hate to be the bearer of bad newsとはローリー。最後のヨーヨーがyos-yoなのかと負けず嫌いなのはローレライっぽいですね(笑) ちなみに、辞書によれば、複数形をcul-de-sacsとしても良いみたいです。

ローリー: It's culs-de-sac.

ローレライ: No way!

ローリー: It is.

ローレライ: The plural of cul-de-sac is culs-de-sac? That doesn't even sound like English.

ローリー: That's because it's French. I hate to be the bearer of bad news.

ローレライ: Words should sound right to be right.

ローリー: That's not how it works.

ローレライ: So, what, the plural of yo-yo is yos-yo?

Gilmore Girls/Season 4/Episode 10

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Gilmore Girls [Credit: The WB]

最後に

今回は相手に悪い知らせを伝える3つのパターンを調べてみました。この中では「Hate to Say It」は出現頻度からも覚えたほうが良さそうです。

ちなみに、hate以外にも、sorryを使ったsorry to have to tell youとか、sorry to be the bearer of bad newsもありましたが、hateが主流だったのでそっちに統一しちゃいました。

いずれにしても、悪いニュースだけを伝える役にはなりたくないですね。良い知らせと悪い知らせのどちらを最初に聞きたい?と言える場面が日常生活で多ければいいんですけど、これが結構少ない感じです。

それでは〜