ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

大抜擢されたときの I Won't Let You Down

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はじめに

今回は句動詞let someone downを見ていこうかなと思います。意味は(人)を落胆・失望・がっかりさせるです。downがあるので、人の気持ちをサゲサゲ↓↓にするってことですね。

海外ドラマでは本当に様々な場面でこの句動詞は出てきます。例えば、高校のアメフト部キャプテン。試合で良いパフォーマンスが出せず、チームは一回戦負け。監督・クラスメート・家族をlet them downさせてしまったり。クリスマスプレゼントを楽しみにしていた我が子に、欲しがっていたゲームが買えなかったお父さんも、let him downかもしれませんね。

そんな句動詞let someone downは、「I won't let you down」として何かに大抜擢されたときにもよく使われるんです。例えば、会社のプロジェクトのリーダーに上司から指名された時に「I won't let you down」といえば、「あなたを失望させたりしません=期待に応えます」と言ってるわけですね。悪役だって同様。悪の軍団ショッカーから毎週仮面ライダーの元へ派遣される怪人だって、ボスに「I won't let you down」と言って出掛けているのです、多分ね(笑) でも、結果はご承知の通り

こういう句動詞って、let someone downだけで覚えようとするとなかなか大変だと思います。だってコンテキストが欠落しているので。でも、一旦大抜擢されるときの定型句I won't let you downとして覚えちゃえば、なかなか忘れられないんですよね。なので、海外ドラマだって、ボキャブラリー向上にかなり役に立つと思ってるんですけどね。

そこで、海外ドラマのシーンの中から、大抜擢のI won't let you downを見ていきたいと思います。

ツイン・ピークスからは・・・

ボビーはベンの信頼を勝ち得ようと一生懸命。以下のシーンはその努力が実り、明日フルタイムで働くことを話し合うことになった場面。ボビーはI won't let you downですね。ここなんかが典型的なI won't let you downシーンです。ちなみに、ここは覗き穴から覗かれている場面。

ベン: Now, you come back tomorrow, and we will discuss a full-time position.

ボビー: Thank you, Ben. I won't let you down.

Twin Peaks/Season 2/Episode 12

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Twin Peaks [Credit: ABC]

ゲーム・オブ・スローンズ

ベンジェンとジョン・スノウの会話から。北へ旅立つというベンジェンに、俺も連れて行ってとジョン。でも、Rangerではないと断られます。ここのシーンは面白いですね。ジョンは直接的に「俺を連れて行け」とは言ってないんです。でも、I'm ready.とI won't let you downで、俺を部下として抜擢しろと暗に言ってるわけですね。一人旅出ったベンジェンのその後はいかに?

ベンジェン・スターク: I'm leaving this morning.

ジョン・スノウ: You're leaving?

ベンジェン: I'm the First Ranger. My job is out there. There have been disturbing reports.

ジョン: What kind of reports?

ベンジェン: The kind I don't want to believe.

ジョン: I'm ready. I won't let you down.

ベンジェン: You're not going. You're no Ranger, Jon.

Game of Thrones/Season 1/Episode 3

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Game of Thrones [Credit: HBO]

SUITS/スーツからは・・・

ルイスは昇進したので部下を一人雇えることになります。でも、ジョブインタビュー中に応募者の女性に逆に手玉に取られ、立場が逆転してしまいます。私を雇いたければ給料は増額、福利厚生もと要求する女性と、全て意のままに受け入れるルイス(笑) 以下のシーンは、その女性が会社に来たというので、大急ぎで駆けつけるルイスです。もう一度言いますが、ルイスが雇う方で、女性が雇われる方ですよ。女性が働くことを受け入れると言うと、大喜びのルイスはI won't let you down.。ここが面白いのは、I won't let you down.は普通は雇われる方(この場合は女性)が言うんです、上のツイン・ピークスみたいに。でも、ルイスの方が言ってしまうところに、この場面のおかしみがあるんですね。ちなみに、偶然通りかかったダナ(あら、結構長身)に「he will.」と言われてしまうルイスです。「何の話か知らないけど、彼(=ルイス)はあなた(=女性)を失望させるわよ」と言ってるんですね、ひどい・・・(笑)

ルイス: Oh, my God. You were waiting. I heard you were here, so I rushed right out.

女性: I formally accept your offer of employment at Pearson Hardman.

ルイス: This is the best week ever. I won't let you down.

ダナ: I'm sorry. I have no idea what this is regarding, but yes, he will.

Suits/Season 2/Episode 11

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Suits [Credit: USA Network]

最後に

今回は句動詞let someone downをI won't let you down.という定型句で見てみました。皆さんも、何かプロジェクトに抜擢されたり、外資企業に雇われた際に使ってみて下さい。

ちなみに、downがあるから逆のupもあるのかと思いましたが無いようです。調べたところ、let you upはあなたを起こしておくという意味でしか出てきませんね。

それじゃあ、句動詞let someone downの反対は何なんだろうと考えてたら、期待に応えるという意味のlive up toあたりが浮かんできましたが、どうかな? live up to your expectationとか。それでは〜