ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

幼さのシンボル「おさげ髪」と「歯列矯正」

広告

f:id:insaneway:20200217213006p:plain
Image by Carrie Booth from Pixabay

海外ドラマではいろいろなものがそのキャラを特徴づける記号として登場します。

髪の色もそうですし、他にも独女が猫を飼っていて食べられちゃうとか(笑) だから、女性が猫を飼ってると、作り手は何かを匂わしたいのです。

www.serendipity.page

そんな中で、今回は「幼さ」を表すシンボルをおさげ髪歯科矯正の2つ見ていきたいと思います。

おさげ(pigtails)

まずは、おさげ。女の子の幼さを表すのによく登場します。三編みにしてることもありますね。例えば、次のクレイジー・エックス・ガールフレンドの楽曲では、初恋を歌うローラの髪形がポニーテールになってます。「初恋=青春=幼い」のですね。

このお約束は、実際テレビお約束集サイト(TVTrope)でも登場しています:

Girlish Pigtails

Used as a visual clue that the character is young or immature. This view may have come from the Chinese custom of unmarried women wearing their hair in two buns on either side of the head. Or from the modern European custom that a grown woman wore her hair up.

キャラが若い・幼いことの視覚的手掛かりとして使われる。この観点は中国の慣習からきてるかもしれない、未婚女性が髪を両サイドおだんごにする。あるいは、成人女性が髪を上げる近代のヨーロッパの慣習か。

Girlish Pigtails - TV Tropes

起源まで検討しているのがオタクサイトならではですね(笑) ということで、成人女性がおさげにしてるパターンは何か特別なことを意味してる可能性があるかもしれないので、今度海外ドラマでそんなシチュエーションがあったら、少し考えてみるのも面白いかもしれません。

歯列矯正(braces)

矯正の器具を歯につけているのも幼さの象徴ですね。あれは歯を動かせる若い時期にしかできないので当然かもしれませんが。日本でこの見方をする人はあまりいないと思うので、ちょっとした文化的ギャップだと思います。

歯列矯正してるキャラと言えば、ディズニー・アニメ怪奇ゾーン グラビティフォールズのメイベルでしょうか。アニメーターの方にとっては、いちいち歯に矯正器具書くのが大変かもしれませんね(笑)

当然ながら、こちらもお約束として取り上げられています。Pubescentは「思春期・年頃の」の意:

Pubescent Braces

A character wearing braces to signify them as being young and in that awkward puberty stage where they're still growing (usually under fourteen though older kids with these sort of braces aren't uncommon).

歯列矯正してるキャラは若いことと、まだ成長過程である難しい年頃であることの表れだ(通常14歳未満、年長の子供がしていることも珍しくはないが)

Pubescent Braces - TV Tropes

海外ドラマからの実際の例

さて、この2つのお約束を紹介する場面を海外ドラマの中で探してたら、一石二鳥なシーンを見つけてしまいました。

それが、以下のクレイジー・エックス・ガールフレンドの冒頭。レベッカの高校時代のフラッシュバックですが、見事に上記2つのお約束を使って若く見せようとしてますよね(笑)

f:id:insaneway:20200217213221j:plain
Crazy Ex-Girlfriend [Credit: The CW]

ということで、英語以外にも、こういったお約束を知ることで、海外ドラマの内容をすんなり理解することに繋がることもあるので、気になったら調べてみるのもいいかもしれませんね。それでは〜