ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

熊より速く走る必要はない、ただ友達より速けりゃいいのさ

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森の中を歩いていたら熊に出会うのはおなじみの童謡ですが、実際そんな場面に遭遇したらどうしたらいいでしょうか? 当然ほとんどの人が逃げると思います。死んだふりに賭けるのは、ものすごくリスクが高そう・・・

そして、この時問題となるのが、

熊より速く走れるか

ですね。だって、熊に追いつかれたら食べられてしまいますから(笑)

しかし設定を少しばかり変えて、この時あなたは友達と一緒に居ると仮定してみましょう。一見すると状況は何も変わっていないように思えますが、実は大幅に変わるんです。そう、熊より速く走る必要はなくなるんですね。その代わり、

友達より少しでも速く走ればいいんです(笑)

英語だと、

You don't have to run faster than the bear, just faster than your buddy!

として有名なこの格言。意外と盲点を突かれる気がするんですけど、いかがでしょうか? 多分、クリティカル・シンキング系の本なんかに載っているネタと思います。

さて、この発想ですが、海外番組ではビッグバン★セオリーで似たような表現が使われていました。

次は、学生時代のいじめっ子と再開したレナードが、大人になっても結局いじめられて、シェルドンと共に逃げるシーン。接頭辞out-は「上回る」の意味なので、outrunは相手より速く走る。つまり、ここでレナードは、(二人は)いじめっ子より速く走れるか=逃げ切れるか、と聞いていることになります。当然シェルドンは冒頭の熊の格言を知っているので、「君(レナード)より速く走ればよい」と回答して抜き去っていきます(笑)

レナード: Do you think we can outrun him?

シェルドン: I don't need to outrun him. I just need to outrun you.

The Big Bang Theory/Season 5/Episode 11

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回のフレーズ「熊より速く走る必要はない、ただ友達よりちょっと速けりゃいいのさ」は、なかなか含蓄があると最近感銘を受けたんです。最下位にさえならなければいいというゲームをしている時には、参加者の人数で戦略がガラリと変わるんですね。このブログの副題じゃありませんけど、the name of the gameをいつでも把握する必要があるんですね。

ちなみに、昨年の秋、単独で山に行った時、実は小熊と遭遇したんですよね。いきなり5m先の草むらから出てきて、山道を横切っていきましたけど、その時驚いたのなんの。黒いもふもふの物体が出てきたんで、最初は着ぐるみした子どもかと思ったほど(笑) それでも優に100kg以上はある感じでした。こちらが急に動いて小熊を驚かしてしまうと、母熊が近くにいた場合、こちらの命がいくらあっても足りません(私は猫じゃないんでw)。そこで、その時は周囲を警戒しつつ、時が流れるのをじっと待ったのですけどね。あの時は、走って逃げようにも、どこに親熊がいるか分からないので、どちらに走っていいか分からず、本当に怖かったです

皆さん、単独ハイキングはなるべく止めましょう。そして、足の遅い友達と一緒に行きましょう(笑)


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