ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

There is no such thing as a free lunch.

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Well, like they say, there's no such thing as a free lunch.

Desperate Housewives/Season 2/Episode 17

今回はいきなりドラマのセリフを引用してみました。訳は「巷で言われているように、無料のランチのようなものはないんだ」。この表現は意味が取りやすいですよね。無料のランチはない→無料のものには裏があるってこと。つまり、日本語の格言的には「ただより高いものはない」って感じ。どの文化でも通じる処世訓です。

元の言い方を崩した別の言い回しもされるようです。

Harvey, there are no free lunches. What's the catch?

Suits/Season 6/Episode 13

これも同じ意味です。ここのcatchは裏の意味ですね。こんな美味しい話の裏には何があるんだ?と疑っているんです。

さて、この表現に個人的に一つ疑問があるんですよ。

なんでfree mealじゃなくてfree lunchなの?

そう思いません? なぜ昼食と具体的なのか? mealのほうが幅広い気がするんですけど・・・

早速Wikipediaを調べてみたら、ランチであるべき理由がわかってきました

en.wikipedia.org

The "free lunch" refers to the once-common tradition of saloons in the United States providing a "free" lunch to patrons who had purchased at least one drink.

ここでsaloonは大衆酒場。つまり、昔は一杯ドリンク買えばランチが無料で付いてくる伝統があったとか。昼時でも客を集めようとしたんでしょうか。めっちゃお得ですね。でも、どこにcatchがあるんでしょうか? 記事は続きます。

Many foods on offer were high in salt (e.g., ham, cheese, and salted crackers), so those who ate them ended up buying a lot of beer.

なんと、無料のランチは塩っぱいんだそうです。だから、最終的には有料のビールをたらふく飲まざるを得ない・・・(笑) なるほど、だから、There is no such thing as a free lunch.なわけですね。しかも、真っ昼間から飲んでくれるんだから、酒場側は夜までに相当稼げます(笑)

世の中、一見free lunchっぽいものが結構ありますから、塩っぱくないか是非とも気をつけたいものですね。