ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

ロシアなまりの英語

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悪魔バスター★スター・バタフライの敵側キャラの一人に、バフロッグというカエルを模したのが居ます。地球で一人マルコ家の庭の木の上からスターの様子を偵察する役で、ストーリーが進むと、かわいい我が子の卵達を護る父親の面も見せるサブキャラです。

面白いのが英語音声で聞いてると、このキャラってロシア人っぽい英語をしゃべるんです。日本語音声だと一律関西弁ですが、英語だとキャラごとに細かい違いを演出してるのが興味深いですね。

Youtubeの公式クリップがあるので、是非確認してみて下さい。

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どうですか? ロシアっぽくない?(笑)

でも冷静に考えてみると、このキャラの話す英語からロシア人っぽさを感じない人もたくさんいるはずです。それでは、なぜ私は彼の英語をロシア訛りと感じたのでしょうか?

それはもちろん、海外ドラマのロシア人キャラが一律バフロッグっぽいアクセント(訛り)で話すのを何百回何千回と聞いたからですよね。特に、実際はロシア人ではないのにロシア人役を演じる役者は、ロシアアクセントをかなり強調するので目立つんです。

そんなロシア人キャラで思い出すのは、シーズン3が間近なGLOWのルースが演じるZoya the Destroyaです。彼女はロシアからやって来て資本主義をぶっ潰すという設定で、リング場やマイクパフォーマンス時はここぞとロシアアクセントで喋ります。

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GLOW [Credit: Netflix]

他にも、アニメのアーチャーに出てくるKGBの皆さん、特にカーチャ(Katya)はロシアアクセントが際立っています。

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Archer [Credit: FX]

ちなみに、そのKGB工作員のアメリカ国内での工作活動を完全ドラマ化したThe Americansの主役二人フィリップとエリザベスは、すでに米英語矯正済みで、ロシア訛りなど片鱗も見せてませんね。もしかしたら、過去のKGB修行時代の英語はロシア訛りかもしれませんけど、そこまで確認できませんでした。

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The Americans [Credit: FX]

いずれにせよ、こういったロシア訛りを知らず知らずのうちに聞いて、「ロシア訛りの英語とは何か」を学んでいたのでした。

さて、ここまで来ると気になるのが、「ロシア訛りの英語の特徴とは何か?」ですよね。こういうのって、実際の英語を聞けば「あ、ロシア!」と分かるんですけど、何故そう認識するのかはいざ文字にしようとすると説明できないんです。なんか感覚的なのです。

そこで検索していたら、Youtubeに「ロシア訛りでの話し方」という、そのまんまのクリップがありました(笑) イギリスのプロのボイスコースが教えてくれます。何と贅沢な。

この先生によると、

  • /l/の強調
  • /v/と/w/が同じ音
  • /θ/と/ð/が/s/と/z/へ変形
  • 子音が伸びる
  • モノトーンで低い音

が特徴とのこと。このクリップ見てると、最後に行くにつれて、だんだんロシアアクセントに近づくのが感じられます(笑)

youtu.be

皆さんも、ロシア訛り英語に挑戦してみてはどうでしょう?

海外ドラマを見てると、アクセントの違いがだいぶ分かるようになります。自分が聞き分けられるのは、米英語、南部米英語、黒人英語、英英語、印英語、露英語、豪英語くらいは余裕です。TOEICなんかのリスニングテストではスターウォーズのヨーダ英語が出ない限りは無敵です(笑)