ドラマの中の英語

The Name of the Game Is Communication

Wrong Place, Wrong Time / 時と場所が悪かった

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Wrong Place, Wrong Time

wrong place, wrong time不運であった時に使われるフレーズです。例えば、買い物帰りに銀行寄ったら、銀行強盗と警察の銃撃戦に巻き込まれたとします。これなんかまさにwrong place, wrong timeなんです。だって、もし銀行に寄らなかったら、もし時間が違っていたら、銃撃戦に巻き込まれはしなかったわけですからね。タイミングが最悪なんです。

さらに、このフレーズは相手を慰めるときにも使われる印象。なにか失敗した時にwrong place, wrong timeとすれば、それは運が悪かっただけで、あなたのせいではない、時と場所が違っていたなら・・・というニュアンス。

逆にright place, right timeとすれば、ラッキーだっただけという感じが出せるのも、なんとなく分かるのではないでしょうか。

「アインシュタインが特殊相対性理論を発見できたのはright place, right timeなだけ」と言えば、時期と場所がちょうどピッタリだっただけと言ってるわけですね。アインシュタインのポジション(right place, right time)に居れば、誰だって相対論を発見していたって感じになります。もちろん、これは説明のための例なので、実際はright brainも必要でしょうけどね(笑)

それでは、このwrong place, wrong timeのフレーズの海外ドラマでの使用例を見てみたいと思います。

メンタリストから

ジェーンが殺人事件の犠牲者4人を狙われていたのかどうかで整理すると、捜査官チョウは、犠牲者ラングハム夫妻はたまたま現場に居合わせたとジェーンの推理を引き継ぎ結論。でも、wrong place, wrong timeで殺されちゃたまったもんではありませんね。

ジェーン: The first two victims were shot from a distance, I.D.s were taken. Two victims were shot up-close. I.D.s were not taken. Clearly, the first two victims were the targets.

チョウ: And when the Langhams roll up to the scene, wrong place, wrong time.

Mentalist/Season 2/Episode 18

ギルモア・ガールズから

恋人マックスがお詫びのデイジー1,000本を贈ってくれたシーン。マックスは電話口で、昨晩のプロポーズはthe wrong place and the wrong timeと弁明です。全然意図せず、勢いで出てしまったってニュアンスですね。でも、さすが国語の先生、君にもwrongがあると言ってから・・・。シーズン1の最終エピソードですね。

マックス: You were right last night. I shouldn't have proposed to you like that. It was stupid. It was the wrong place and the wrong time. I kicked myself the entire night for doing it. But you were wrong about something, too. I didn't propose to you because we were fighting. I proposed because I love you.

Gilmore Girls/Season 1/Episode 21

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Gilmore Girls [Credit: The WB]

GOTHAM/ゴッサムから

本部長ローブがマフィアのドンカーマイン・ファルコンのいる場所にやってくると、そこにはすでにゴードンが。何もやらせはしないという感じで本部長の前に立ちはだかります。本部長は、wrong place, wrong timeと言って、苛立ちをあらわに。居なくていい時に居やがる、ちくしょうって感じですね。

ゴードン: Morning, fellas. What can I help you with?

ローブ: Yes, Gordon. As usual, wrong place, wrong time.

Gotham/Season 1/Episode 22

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Gotham [Credit: Fox]

ビッグバン★セオリーから

こちらはright place right timeのパターン。レナードの研究がある研究者(画面右上奥)の仕事により無価値にされてしまいます。それを周りから冷やかされると、レナードはin the right place at the right timeとしてから、He got lucky.とします。もちろん、彼は運が良かっただけと言いたいわけですね。

シェルドン: It is a big whoop. Made almost all the work you've done completely useless.

レナード: Did not.

ハワード: Did too.

レナード: Okay, maybe some of it. But.... The guy was just in the right place at the right time with the right paradigm-shifting reinterpretation of the universe. He got lucky.

The Big Bang Theory/Season 2/Episode 11

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回紹介のwrong place, wrong time は時と場所が悪かったことを言えるフレーズの紹介でした。wrongをrightにする言い回しもあります。

興味深いことに、日本語だと時、場所の順ですが、英語は場所の次に時なんですね。一応、字幕にはwrong time, wrong placeのパターンもありましたが、9割強がwrong place, wrong timeでした。

また、right place, wrong timeのように、片一方は正しいとした言い回しも見受けられますね。

上記レナードのセリフのように、ちゃんと前置詞を付けて言うパターンもありますが、前置詞の選択はatとinが入り乱れている感じ。しかし目視だと、in the wrong place at the wrong timeが多いようです。まあ、面倒なのでwrong place, wrong timeで良い気がします。

いずれにせよ、アインシュタイン博士にとってみれば、時間は空間とは別の次元。つまり、この記事を皆さんが読んでる瞬間は時空間座標上の一点にしか過ぎないわけで、at the wrong pointなのかもしれませんね(笑) それでは〜