Image by F. Muhammad from Pixabay ちょっと前に「企む」という意味のup toを紹介しましたので、今回はそれと逆の意味で似たニュアンスの「感づく」のontoを海外ドラマの中で見てみたいと思います。「良からぬことを企む」奴がドラマの中にいれば、その悪巧みに「感づく」人もいるわけですね。ただし「感づく」のニュアンスからも分かる通り、100%把握しているわけではない感じ。なんか裏で不正なことが行われてる、ってこと。この意味のontoってup toよりも出てくる頻度は少ないんですけど、同じ前置詞でto繋がりだから、ペアにして覚えちゃえばいいんではないかな。それでは行ってみます。 Breaking Badから 麻薬捜査官ハンクは、メスづくりに使われたと思われるトレーラーハウスを不眠不休で追っています。心配する妻のマリーが、現場仕事でなく麻薬取締局のマネージメントの仕事をするよう言うと、ハンクがキレるのが次のシーン。ontoで何かに感づいていると言ってますね。 ハンク: I'm onto something. I know it. You understand me? You hear me? Breaking Bad/Season 3/Episode 5 Unbreakable Kimmy Schmidtから タイタスは黒人のゲイキャラとして最初のエピソードから登場しているんですが、デュークはタイタスのバッグを物色してあることに感づきます。そう、タイタスはゲイじゃなかった! こんな感じで、人の秘密も感づけるonto。 デューク: I'm onto you. You're not gay. Unbreakable Kimmy Schmidt/Season 3/Episode 6 Gilmore Girlsから 娘のイエール大学のイベントに、元夫クリストファーと参加するローレライ。しかし、大学に着くと校舎の芝生の青々しさに疑問を持ち、ペンキで着色したに違いないと推測します。クリストファーはいつものローレライとは知りつつも、「君は彼らの陰謀に気付いているんだね」と話を合わせます(笑) ここで、over the topはやりすぎってこと。これもよく会話で出てくる表現。 ローレライ: Maybe they spray-painted the grass when they spray-painted these trees 'cause there's autumnal foliage and then there's autumnal foliage.

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ボツネタ第一弾は「stranger danger」。これはアメリカでの子供向けの標語で、そのまま訳せば「見知らぬ人は危険」。見知らぬ人を危険と見なすとはちょっと世知辛い世の中ですが、これも現代の宿命でしょうか。昔なら、ご近所さんとはみんな顔見知り、子供はコミュニティの大人の誰かしらが目を光らせていたもんですが、そんなことはもう遠い過去です。それが日本だけでなくアメリカでも、というのが興味深いところ。カタカナで敢えて書いて、ストレインジャー・デインジャーとライムになっているのも、覚えやすくした標語ならでは。そして、そこから転じて、名詞の「怪しい人」の意味もあるようですね。でもぶっちゃけ、これ覚えても何の役にも立たない、ということで以前ボツにしたのでしたw 海外ドラマでもあまり使われないしね。ということで、あまり期待せず、海外ドラマでの使われ方を見てみます。 Shameless(US)から 子供に対して不審人物を見かけたらstranger dangerと叫べ、というのはお決まりのパターン。以下のシーンでは、特定の格好の女性が現れたら叫べとしていますね。blondeの女性はblondie(ブロンディー)とも呼ばれます。例えばTangledのラプンツェルとか。 Remember, whenever you see the blonde woman with the green boots and the blue parka, you yell, "Stranger-Danger." Shameless(US)/Season 7/Episode 9 Unbreakable Kimmy Schmidtから 子供が万引きしてるのを注意したキミーは、逆にstranger dangerと逆襲にあいます。しかし機転を利かし、私はstranger dangerを取りしまるレンジャーと返します。これはうまい。更にライムしてるし。結局、このクソガキの家で働くことになるキミーです。 子供: Stranger danger. キミー: I'm not stranger danger. I'm a stranger danger ranger. Unbreakable Kimmy Schmidt/Season 1/Episode 1 最後に 今回はボツネタ企画第一弾でstranger dangerでした。標語の意味「見知らぬ人にはついていくな」と、名詞で「怪しい人」の意味がありますが、使うのは子供だけですね。ところで、日本だとどう叫ぶのが一般的なんでしょうか? 「たすけてー」とか「ひとごろしー」とか? 「不審者ー」だとなんか違う気が。今回のstranger danger みたいな共通のがあると良いと感じました。

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パブ・ナイトクラブに繰り出すのも海外ドラマではよくあるシチュエーション。そこで、そんな時に使われる英単語3つをちょっと紹介します。 round / 酒をふるまうこと これはボクシングなんかでも使われているのでわかりやすい。乾杯して、みんなが酒を飲むのが1ラウンド。普通は、そこから各個人のペースで飲むわけですが、酔いつぶれるまで同じペースで友人と飲みあかすのもよくあるパターン。そうなると、2,3・・・ラウンドとなっていきます。次のラウンドは僕のおごりと、参加者全員に酒をふるまうのも海外ドラマあるあるです。 次のシーンでは、最初の一杯は俺のおごりと、かなり太っ腹です。この前置詞onは、おごるの意味でよく出てきますね。 First round's on me. Numb3rs/Season 1/Episode 7 bouncer / 用心棒 パブ・ナイトクラブの入場の際に入り口で客をチェックしてるのがbouncer。客の年齢確認や、店の雰囲気に合わないオタク・服装の奴は入れないとか。VIPは優遇して先に入れたりしてますね。あとは、店に入れるのに賄賂を要求したり。彼らはだいたいイカツイ野郎で、店内で喧嘩があったときにも駆けつけ、店の外に蹴り出すのも大事な仕事。 次のシーンでは、ナイトクラブ入場の列が長すぎて、bouncerとflirt(いちゃつく)して優先して入れてもらおうという作戦。lineはqueueとも言いますね。 This line is unacceptable. We need to flirt with the bouncer. Unbreakable Kimmy Schmidt/Season 2/Episode 4 dive / いかがわしいバー、安酒屋 なんと、ダイビングのdiveにこんな意味があります。これがわかった人は本当にスゴイ! dive barとすることも多いようです。ちなみに、イメージ検索すると、わざわざ店の名前をDIve Barとしてるバーもありました(笑) 次のジェシカ・ジョーンズの最初のエピソードでは、こんなキレイなdive barは見たことないと言ってます。だから、dive barは汚いイメージなんでしょうね。 I've never seen a dive bar this clean. Jessica Jones/Season 1/Episode 1 最後に 今回は、飲み屋関連ということで3つの英単語を紹介です。bouncerにはもっと面白いシーンがあったはずですが、検索しても出てきませんでした。日本の「居酒屋」はtavernと訳されますが、海外ドラマではあまり見かけない感じ。使われるときは店の名前の一部としてが多いようです。RPGで勇者が食事と酒と旅の仲間を求めて入っていくイメージなので、このtavern、ゲーム・オブ・スローンズでは結構使われていました。

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海外ドラマの中の英語

海外ドラマで見つけた面白い英語表現や番組自体の感想なんかをほぼ毎日更新してます。自分はバリバリの理系。海外ドラマを見ていたら英語ができるようになりました

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