映画ってなかなか字幕なしだと理解は難しいですね。自分はドキュメンタリーなどゆっくりめのものは字幕なしでまあまあ分かりますが、アクションなどはまったくGreek to me. そこでDVDに付いている字幕オプションでーとなるんですが、最近勉強にもっと効果的な方法を発見しましたのでご紹介。それは、ネットで暇人親切な人が作ってくださってる耳の不自由な人用の字幕ファイル(SRT)を用いるのです。これは、subtitleなどで検索すれば出てきますね。その中から目の不自由な人用になってるSRTファイルを落とせばいいはず。専用プレーヤーで実際使ってみると、映画の中の様々な音が単語として表示されます。これが勉強になる。例えば、

[Sniffs]

[Chuckles]

[Birds chirping]

[Elevator bell dings]

 などなど、さすがに音は消しませんが、ここまで表現されていると本当に音無しでも内容が理解できそうですよね。

さて、そこで止まらないのがこのBlog。実際、SRTファイルをテキストエディタで見てみると、次のようなフォーマットになっていることが分かります。

123
00:45:56,789 --> 00:45:57,899
Yep, it's...

最初の行が何番目のラインか、次がその字幕を表示させるタイミング、最後の行が実際のセリフですね。(セリフに誰が喋ったかの属性を持たせられるとベターですが、それは別の話)そこで、この最後の行だけ全部引っこ抜いて、難しそうな単語を辞書で調べて出力する簡易プログラムを作ってみました。句動詞やイディオムなどの対応はまだですが、事前にどういった単語が出てくるか分かって映画みると、理解が断然早くなります。この方法は、字幕ありから字幕なしというかなり大きい壁を乗り越える架け橋として使えるんでないかなと思うわけですが、どうでしょうか?

ちなみにこのSRTをいじると、字幕を表示する時間を伸ばしたり、その映画特有の単語を調べたり、簡易プログラムでいろいろ捗る気がします。