句動詞「Sign In」と「Sign Up」の意味、アプリ上どっちがどっち?
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海外で展開されているWebアプリサービスを使う時、当然最初にユーザー登録をさせられるわけですよね。そして、その会社が大手でもない限り日本語に対応してることもないので、英語の画面で進めるわけです。
でもさ、
この2択分かりづらくないですか?(笑)
いや、片方が登録で、もう片方がログインなのは分かるんですけど・・・
同じ動詞Signを使う必然性が分からないのですよ。違ってるのは前置詞部分。紛らわしいったらありゃしない。
でも、ちゃんと動詞を分けてくれてるサイトもあったりもする。痒いところに手が届きますね。
Gmailは文言を根本的に変えて説明的にしてくれています。
Amazonなんかは登録とログインを非対称にしてくれています。これなんかは分かりやすいですね。そもそも、並列されているから間違いやすいのだし。
これって、やっぱ、向こうの人も間違いやすいってことなんじゃないの?(笑)
そこで気になったので、超有名どころのWebサービス15個と、自分のブックマーク&適当にググッて見つけたWebサービス15個の計30で、サイトトップページの登録・ログインの表記がどうなっているのか調べてみました。
結果は・・・
ログイン
表記 | 件数 | 備考 |
---|---|---|
Log In | 19 | うちLogin表記が3つ |
Sign In | 11 | Signinは無し |
登録
表記 | 件数 | 備考 |
---|---|---|
Sign Up | 14 | Signupは無し |
Create Account系 | 4 | 上記Gmailパターン |
Register | 4 | ブリティッシュ系に多い? |
別表示 | 4 | 非対称にするパターン |
Get Started | 2 | ”始めよう”でアカウント作成 |
Join | 2 | Join Freeも |
と言う感じ。ログインに関しては、Log In表記に軍配が上がりましたね。しかし、Log InかSign Inの二択しかないのが興味深い。
面白いのは下記イメージのように、非対称パターンの時、ログイン入力画面を直接表示して、新規登録は別画面というパターン。そのサイトを訪れる殆どのユーザーはすでにアカウントを持っているので、ログイン画面を最初っから出しておくのは合理的かもしれません。
登録に関しては、Sign Upが半分を占めましたが、ログインと間違わないようにするという努力は垣間見えますね。個人的にはCreate Accountの説明が一番わかり易い気がします。
さて、こうなると日本のサイトはどうなっているのか、気になってちょっと見てみると・・・
と、めっちゃ分かりやすい。さすが日本語! でも、ログインなんですね。年配の人には通じないかも・・・
最後に、表記も意味も紛らわしいSign Upですが、元々の意味はアクティビティの参加者リストに自分の名前を追加することですね。授業だったり、クラブ活動・ボランティア活動だったり。それでは〜
Sign Up
To add one's own name to the list of people who are participating in something
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