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英語字幕で番組見てて気になるのは、字幕追うのが速くなってるだけで、リスニングは向上してないんじゃないの?という点です。ちょっとずつ向上していることは確かなのですが、なかなか気付けない=不安なものです。そこで、自分が向上に気づいたアハモーメントをシェアしたいと思います。

英語以外の言語の番組を英語字幕で視聴

これが一番簡単な確認の仕方。この視聴の仕方で内容が理解しづらいと感じたのなら、普段の英語番組の視聴は、音からのサポートを無意識に利用していることになります。逆に、どちらも同じくらい理解しづらいのなら、まだまだ視聴が足りないということです。自分はこの状況で視聴すると、「ああ、昔英語字幕で番組を視聴してた時は、理解がこんなに大変だったのか」と当時の悪戦苦闘の経験が蘇ります。通常、経験を積んでしまうと昔のビギナー時代の記憶は消えていってしまうんですが、これはその当時を実際体験できるというのが面白いです。

目の情報と音の情報の話については、昔記事を書きましたのでどうぞ。

The McGurk Effect - ドラマの中の英語

字幕上のパラフレーズが分かるようになる

字幕は画面内に収めなくてはいけませんから、実際役者が喋ったセリフをそっくりそのまま表示するわけではないんですね。たまには、長い言い方を意味を変えず簡易化したり、より短い単語に変換したりします。必至で字幕テキストを追っていた頃は全く気づけないのですが、余裕が出てくるとこのパラフレーズが分かるようになります。これがわかった瞬間は、RPGで言えば、レベルアップのファンファーレが鳴ってるのも同様。夕飯にお赤飯を炊いてもいいくらいです。

遅れて出る字幕が苦にならなくなる

字幕は役者がセリフを喋り始めた直前くらいからそのセリフが表示されますが、たまにその同期が合ってないことがあります。1,2秒遅れて出ることが以前某ドラマであったのですが、意外とそれが苦にならなかったのですね。その時、自分のリスニング力向上を感じました。だから、字幕遅らせることが出来る環境なら試してみると良いのでは、と思います。

最後に

以上、自分のリスニング力のレベルアップした瞬間を列挙してみました。私の知り合いの外国人の話ですが、その人は日本語喋るのはかなり上手なのですが、日本のマンガとかドラマを5年近く日本語字幕で視聴し続け、ようやく字幕なしでも行けるようになって来たとのことです(1日1時間くらいをめどに視聴していたみたいです)。やはり時間がかかるんですね。それでも続けていればリスニング力は向上していくのは間違いない。いきなり字幕無しは無理ですけど、TOEIC700くらい取ったらサクッと英語字幕で(意味が取れないところは日本語で)海外ドラマ見始めるのが英語力向上にはいいんではないかな。TOEICのリスニングテストが最初にカンストすることは間違いなしです。