「Never Cease To」で「〜するのを止めない」を意味
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定形表現「Never Cease To」の意味
ceaseは「やめる」の意味を持つ動詞ですが、ニュースなんかを聞いている人にとっては「cease fire(休戦)」という言い方で有名ですかね。双方のトップが合意して国境付近では2週間のcease fireとか。大抵、すぐskirmish(小競り合い)が発生しcease fireが意味のないものになるのですが。直前まで殺し合っていたのに、急に上の都合で二週間停戦と言われても、杓子定規にできないのが人間なのかもしれません。ましてや直前に戦友が敵の銃弾に倒れたとあっては・・・。
閑話休題。そんなstopをカッコよく言った感じのceaseは、表題の言い回しでもよく使われます。典型的なのは
You never cease to amaze me.
とか。「あなたは私を驚かすのを止めない=あなたには驚かされているばかりです」って感じ。去年キリマンジャロに登ったと思ったら、今年はモンブラン登頂成功したって聞いたら、まさにYou never cease to amaze meなんですね。数年前のイモトアヤコですけど(笑)
海外ドラマでの「Never Cease To」
そこで、海外ドラマ内では何するのを止めないのか、セリフを見ていきたいと思います。
『ギルモア・ガールズ』から
ルークのダイナーではオーブンを新調しましたが、使い方が全くわからないルーク。そこへコーヒーを飲みに来たローレライが使い方を教えてあげます。なんで知ってるんだと不思議がるルークに、眠れぬ夜にマニュアルを読んだからとか。これにはルークでなくても、You never cease to amaze meですね。というか、ちょっと怖い(笑)
ルーク: How do you know this?
ローレライ: Well, I couldn’t get to sleep the other night, you know, when we went to bed, and so I read your oven manual.
ルーク: You’re kidding.
ローレライ: Well, it was either that or the broiler manual, and the oven won, cause its shiny and pretty.
ルーク: You never cease to amaze me.
プリズン・ブレイク
シーノートのフラッシュバックから。上官に頼まれたビールをイラクの設営地に運ぶシーノート。それを上官は「you never cease to amaze me」で褒めます。ここから受刑囚へ転落したんでした。
ブルックリン・ナイン-ナイン
エイミーは母と兄とパーティーへ。兄デイビッドがポップカルチャーに関心がないと聞くと、母親は「You never cease to impress me」です。amazeでないパターン。
エイミーの母: You never cease to impress me, David.
最後に
今回はceaseを使った表現「never cease to」でした。こういう言い方って英語っぽいので、個人的に非常に好きなんですよね。
ちなみに、全体の9割以上amaze meが続いていましたので、never cease to amaze meで覚えてしまっていいのかも。本当に驚いているかはともかく、相手の偉業を褒める際に使われる感じです。さすがにstopになってるセリフは一つもありませんでした。コロケーションが違うんでしょうか。ちょっと日本人にはわからないところですね。それでは〜
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