何の略? 「OG」で「古き良き、昔気質の(ギャング)」を意味
広告
英語での「OG」
日本語でOGといえばOBの女性版、女性の先輩の意味になりますけど、実はこれって和製英語なんですよね。
でも、英語でも実はOGってたまに使われるんです。それでは、その意味とは一体何でしょうか?
海外ドラマの『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の中にそれを一言で説明したセリフがあるので見てみましょう
I’m an OG, original gangsta.
はい、「original gangsta」の頭文字を取ってOGなのでした(笑) ここでgangsta=gangsterなので、「オリジナルのギャング」の意味ですね。つまり、古い、原型のギャングのこと。だから、ITとか使いこなす現代のスマートなギャングのイメージではなく、アル・カポネみたいに機関銃ぶっ放すタイプの昔気質のギャングって感じ(笑)
日本で言えば、任侠とか仁義とかそういう昔ながらのしきたりを守ってるヤクザって感じかな。って言っても、映画の世界の中だけの話かもしれませんね。
だから、そこから転じて、OGはギャング以外にもそういう古き良き的なものを表す時に使われるんです。例えば、昔のファミコンとか、昔のカメラとか。
以下、海外ドラマでOGがどの様に出てくるか少し見てみます。
『ブレイキング・バッド』から
捜査官ゴメスは、口をなかなか割らないヘクター・サラマンカ(ベルチンチン鳴らすおじいちゃん)をOGと形容してます。昔かたぎのギャングで仲間を裏切らないんですね。
ハンク: Oh, yeah, yeah.
ゴメス: Kept his mouth shut for 17 years in San Quentin.
『ブルックリン・ナイン-ナイン』から
ジェイクはエイミーの赤ちゃんの血液型をOGと言ったみたいです(笑) つまり昔気質のギャングって、嫌な血液型ですね。
最後に
今回は「OG」の意味を見てみました。元々は「original gangsta」の意味で、そこから古い守旧派のもの・原点原型を指す時に使われたりします。まさしくoriginalってことですね。
和製英語は英語学習で結構落とし穴だったりするので、本当に英語でもそうなのかは使う前に調べたほうが良いと思いますね。これは自戒も込めて。それでは〜
広告