A Way with Words Podcast - ドラマの中の英語

この前紹介したA Way with Words Podcastですが、予想以上に良いです。思わずdonateしちゃいました。10エピソードほど聞きましたが、自分の中で必ず聞くPodcast上位に踊り出ました。ネイティブのラジオ番組なのでリスニング力が半端なく要求されるのは間違いないのですが、iTunes画面の「さらに見る」ボタンで概要を表示すると、番組内で紹介された英単語(どこの誰がなんという質問をしてどう回答したかのサマリ)など全部が表示されます。もう概要じゃないじゃん(笑)。あの欄を5画面以上スクロールするのは初めての経験です。これはリスニング付いていくのがやっとでも、事前に内容がだいたい把握できるので難易度は結構落ちるんでは。この欄読むだけでも面白くためになる。また、エピソード内容もなるほどというものばかり。A Shoo-In - 10 July 2017の内容を紹介します。これを聞けばshoo-inの意味は絶対忘れないし、shoe-inと間違えることもないでしょう。

hilltopping

オスの昆虫が丘の頂目指して登ること。山頂に行く=強靭な体力=メスにアピール=メイトの確率アップということで山頂に登るらしい。人間界でも何かアピールすることを表現する際に使えるかもとのまとめ。

Polka Dot

Polka Dotは水玉模様。これとPolka(ポルカ踊り)と関係が質問。昔Polkaが流行った時、何でもPolkaを付けていた時期があったらしい。Web2.0が流行って何でも2.0を付けてたのと似たようなものか。その時たまたま水玉模様にPolkaを付けてしまって現在まで残っている。ちなみにPolkaの発音がポウカだったので最初意味がわからなかった。

Is a pig pork?, Is the Pope Catholic?

sarcastic interrogativesと呼ばれるもの。答がYesの自明の質問に対し、逆に自明な質問Is a pig pork?を返し、お前の質問は自明だと相手に分からせる皮肉。日本語だと何に当たるか考えたけど思いつかなかった。

bully pulpit

ルーズベルトが大統領職を大衆に最も影響力がある地位であるとこの表現を使って表した。ここで、bullyはポジティブな意味。いじめと絡んでネガティブの意味に捉える人多し。

shoo-in

shoo-inは当確候補の意。shooは「シッシ、あっち行け」という意味。昔、八百長競馬をやってた時、ヤオで負ける側の騎手が勝つ騎手に早くゴールしろ、シッシと言ったとか。

win hands down

楽勝の意。これも競馬由来。ブッチギリ楽勝で最後騎手が手綱を下げても勝ったことから

sesquipedalian

長ったらしい文(スピーチ等)の意。語源は足が半分長いこと。sesquiが1.5倍。pedが足。

tattoo

軍隊で門限時鳴らすラッパの意。軍隊上がりのお爺ちゃんが使うらしい。入れ墨のtattooは後から輸入されたが、偶然スペルが一緒だった。

belly flower

ちっちゃな花の意。見るためにはお腹(belly)を地面に付ける必要から。辞書には載ってないかわいらしい表現。

足を向けて寝られない(I don't sleep with my feet in his direction.)

何故か日本語の慣用句の質問も(笑)。アメリカ人にはこの表現の意味が全くわからないとのこと。アジアでは足先は汚い云々の説明をしていました。さすが学者、英語だけじゃない。じろう夢の寿司というドキュメンタリーの中で出てきたみたい。訳が字句通りだったのか・・・

smarmy

adjでごますりの意。アメリカでこの意味が分からない人が結構いるとのこと。語源は油でベトベトから。

xoxo

これは面白かったので別の記事にする予定。ドラマでも実際使われていた。

以上、こんな感じです。こんなネタが毎回満載です。このblogでもネタが尽きたら使わさせて貰おうw これ以外にもpun(ダジャレ)だったり、本の紹介だったり50分があっという間。面白そうと思ったトピックがあったなら是非聞いてみて下さい。個人的に現時点で一押しのPodcastです。

ウェブサイトもなかなかの情報量。 www.waywordradio.org

A Way with Words — language, linguistics, and callers from all over

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  • Martha Barnette and Grant Barrett, produced by Stefanie Levine
  • 社会/文化
  • ¥0