驚きの「Holy …」

RPGゲームのFFを知ってる方なら、「ホーリー」と聞けば白魔法を思い浮かべることでしょう。辞書にも「聖なる」という意味が載ってます。

しかし、海外ドラマ・コメディ番組では、この意味で使われることはめったにありません。holyに下品な単語(shit等)を付けて驚きや怒りのなど強い感情「畜生!、なんてこった!」を表すのに使われることがもっぱらです。

そこで今回は、そんなholyを使った感情の高ぶりを表す間投詞の中で、どの表現がよく使われるかベスト3を発表。データは手元の字幕DBを検索して調べました。ドラマ総数100(エピ数5000以上)なのでそこそこ正確です。

佳作: Holy Crap on a Cracker

いきなり選外の佳作ですが、『ビッグバン★セオリー』のペニーが使うこの表現「holy crap on a cracker」を挙げずにはいられません。クラッカーの上にのった聖なるcrap(糞)です。女性が使う表現ではなさそうですが、ネブラスカ出身だから問題ないのかな。でも、絵的にひどすぎる・・・ 以下はYouTubeの該当シーン

3位(12pts): Holy Cow, Holy Moly

3位は同ポイントで並んだ「holy cow」, 「holy moly」です。holy molyは綴り違いのholy moleyも一緒にカウントしています。個人的にholy cowはちょっと/k/に繋げるのが言いにくい。holy molyはライムがあって覚えやすいし言いやすいですね。

ジョーイ: Holy cow.
『フレンズ』で、ジョーイはロスのクイズ番組出演の練習に付き合う
Friends [Credit: NBC]

2位(23pts): Holy Shit

3位に2倍差をつけた「holy shit」が2位につけます。かなり汚い言葉(holyが付いててもshitはswear word)なので使わないのが良さげ。海外ドラマだとこの言葉を言いかけて飲み込むという場面もよくあります。子供の前で使わないでとか。

プロレスラー: Holy shit.
サム: Holy shit, why?
『GLOW 』で、マチュピチュを見た男性プロレスラーは驚く
GLOW [Credit: Netflix]

1位(68pts): Holy Crap

堂々の一位は2位に3倍の差をつけた「holy crap」。ちなみにcrapの方がshitよりも強く響かないみたいですね。テレビの検閲もあって、それでこっちが上なのかな。

ハワード: Oh, my God!
ラジ: Holy crap!
『ビッグバン★セオリー』で、ハワードとラジはシェルドンの謎の行動を調査するも、逆にいたずらに引っ掛かる
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

全集計結果

4位以下は下記の通り。こうしてみると、1位2位で大部分を占めてます。

順位表現ポイント
1Holy Crap68
2Holy Shit23
3Holy Cow, Holy Moly12
5Holy Smokes, Holy Hell8
7Holy Moses5
8Holy Crap on a Cracker, Holy Mary2
10Holy Mackerel, Holy Toledo1

聖なる「Holy」

ちなみに調査しているとき気づきましたが、holyが「聖なる」の意味で頻出するパターンが一つありました。それは「holy grail(聖杯)」で、比喩的に「達成困難な対象」という意味で使われます。秘宝という意味では、映画でインディー・ジョーンズが探していたものですし、以下の『glee/グリー』では、高域の音がバリトン歌手の「Holy Grail」と言ってます。それでは〜

Yeah, it’s like the Holy Grail for a baritenor
『glee/グリー』でレイチェルはフィンを特訓
Glee [Credit: Fox]

Are you shitting me?↓