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いつものように IMDbのレートをチェックしていたら急遽出現したこの作品『コブラ会(Cobra Kai)』は、現時点で★9.2とべら棒な高さ。 映画『ベスト・キッド(Karate Kid)』の34年後を描いた作品だ。YouTubeでエピソード1,2が無料公開になっているので見てみると、これがなかなか面白い。自分はカラテ・キッドを見たことは全く無いけれど、所々にオリジナルの映画シーンが挟まるので、どういう過去だったかはだいたい把握できる。いじめられっ子が日本人の先生から空手を習って、卑劣な技で足を負傷しながらも、トーナメントで片足立ちで邪悪なコブラ会を倒すという王道ストーリーだ。しかし、この後日譚『コブラ会』では、元悪役側が主人公に回る展開。カラテ・キッドにやられる悪夢を見てるジョニーの寝起きシーンから物語は始まる。この男は空手ともおさらばしているようで、その日暮らしのうだつの上がらない生活。その一方、カラテ・キッドだったダニエルは、カーディーラーを営んでいる町では著名なビジネスマンだ。しかし、あることがキッカケで二人の道は再び交差するのだが・・・。

YouTubeで公開なので、視聴者のコメントがダイレクトに見られるのが興味深い。彼らのコメントは、カラテ・キッドに思い入れがかなりあるためか、ものすごく熱い。読むだけでジュッと音がするくらい熱気ムンムン。それでIMDbのスコアが異常に高いのか、と納得した。落ち着けば下がってくると思う。筋自体は、80年代BGMが流れる中、このジョニーが空手の先生になり、今日のいじめられっ子がその門を叩き修行するという本家のカラテ・キッドの攻守を逆転したパターンのようだが、ダニエル側が空手をやる雰囲気ではないので、コブラ会が誰と対峙していくのかも今後気になる点だ。一応、フラッシュバックでダニエルが娘に空手を教えるシーンがあったので、もしかするとこの娘が凄腕なのかもしれない。

YouTubeということで、エピソード3以降が1話300円と結構な金額取られるのが痛い。シーズン1は10話構成なので、全部(残り8話)見るには2,400円か。そう思うと、ネトフリなんかの格安さが改めて感じられる。エピソード1の視聴回数が今のところ2600万回なので、それ以降のエピソードの視聴回数が個人的に知りたいな(公式非表示)。自分と同じ躊躇する人多めなんだろうか。それとも、ノスタルジーに後押しされ、払っちゃう人多数なのか。いずれにせよ、カラテ・キッドに思い入れあるなら視聴してはいかがでしょうか。日本語字幕ももちろん付いている。 これからは、ネトフリやアマゾン、Hulu以外にYouTubeも注目しないと。

(追記) 海外にはYouTube Premiumというものがあるようで、それに加入するとネトフリ同様定額制になってるらしい。日本は未対応ということで、なんでなんだ・・・

(追記) 広告入りで無料公開になりました。わーい、やったね!

www.serendipity.page

www.imdb.com

www.youtube.com