「As is Often the Case With」の復習

英語の教科書によく載ってる「As is often the case with」。意味は「〜にはよくあることだが」で、例文としては「若者にはよくあることだが」というのが定番。

でも、海外ドラマを見ていても、このフレーズって出会ったこと全く無いんですよね。だから、口語ではあまり使われないのかなと思ってました。しかし、かなり突っ込んで海外ドラマの字幕を調べたら、なんとか数シーン見つけられたのでそれらを紹介します。

『プリズン・ブレイク』から

マイケルたちは、再びパナマのソナ刑務所に投獄されてしまいます。その刑務所は囚人自身によって運営されていますが、そこのリーダーがマイケルに言うセリフに、この表現がちょうど入っていました。他の刑務所では囚人たちが独立しようとするけど、この刑務所では厳格な(ironclad)法制度がそれを不可能にしてるとのこと。

囚人リーダー: I have a duty to maintain order here– an ironclad legal system that assures that no one goes independent with their grievances, as is so often the case in other prisons.
『プリズン・ブレイク』で、マイケルはソナ刑務所に投獄されボスと出会う
Prison Break [Credit: Fox]

『サバイバー』から

『サバイバー』は有名なリアリティーショー。その中で、参加者はグループからの追放を免れる権利を賭けたチャレンジで争います。そのチャレンジ最初に司会者が「サバイバーではよくあることだが、単純なものが一番難しい」と言っていました。『サバイバー』を見たことない人向けに説明すると、単純とは、柱に一番長く捕まってた人が勝ちとか、不安定な板の上で一番長くバランスを取ってた人が勝ち等のルールが単純な競技のことですね。

司会: As is often the case with Survivor, the simplest challenge is the most difficult.
『サバイバー』で、司会者が参加者に話す
Survivor [Credit: CBS]

最後に

「若者にはよくあることだが・・・」という例文でお馴染みの「as is often the case with」ですが、海外ドラマではあまり出現しないみたいです。頑張って探しましたが、見つけたのはたった上記2件。口語ではあまり使われないのかな。

この状況を一言でまとめると、

海外ドラマにはよくあることですけど「as is often the case with」という表現は使われないんです(←これがやりたかったw)

それでは〜