ネットコメント欄での自己紹介

ネットでコメントする際は、自分がどういう立場でコメントしてるのかを明確にすると読者が背景や内容を詳しく理解できるということがよくあります。

その時は、次の2つのパターン「as a…」「… here」が非常に良く使われるので、この記事ではそれらを見ていきたいと思います。

「As …」で「〜(職業等)として」

まず最初は「as」。asには「〜として」の意味があるので、例えば病院関連の話題の際に

As a doctor, …

としてコメントを始めることができます。医者の立場からコメントをするのですね。

例えば、海外大手掲示板のredditで、オミクロンが猛威を振るう中学校に行かねばならない先生のモラル低下の記事に対しては、As a teacherで始まるコメントがありました。これなんかも、自分はニュースで取り上げられている渦中の先生の立場としてコメントしてるってこと:

‘Morale is low’: US teachers push back on school reopenings amid Omicron wave

As a teacher, I just have to reply that our teacher contract states the latest end to the school year as some time in late June…

他にも、コロナ禍のアメリカで、アジア人へのヘイトクライムが急増してる記事では、中国語のネイティブがコメントをしています:

Stranger attacks Asian couple in Chinatown as hate crimes spike in King County

As a native Chinese speaker kung-fu is way more associated with martial art than “hard work” where I am from

ちなみに、as a ○○に当てはまる英単語がない場合は

as a person who…

なんかで説明的に表現するのもよくあるパターンです。

ここまでくれば、皆さんの職業が相撲取りで、redditやYouTubeで力士としてコメントする際は、

as a sumou wrestler, …

とすれば良いのが分かるかと思います(笑)

as a person who has known you for a long time, you’re more stable and self-aware than you were.
『クレイジー・エックス・ガールフレンド』で、ノエル医師とレベッカ
Crazy Ex-Girlfriend [Credit: The CW]

「○○ here」で「○○はここにいるよ」「○○参上」

2つ目のパターンは、例えば日本の話題をしてる時に、日本人としてコメントしたい場合に使われる「○○ here」。日本人の例では「Japanese here」になります。

これは話題の渦中の対象として登場する際に使われることが多いかな。みんなが知らない情報を伝えたり情報を訂正することが多いでしょうか。

上で出したオミクロンの先生のスレッドでも、この用法は登場してました(笑) 学校の先生が登場して、実際36人の先生が学校を休んだことを報告していますね:

‘Morale is low’: US teachers push back on school reopenings amid Omicron wave

Teacher here

We had 36 teachers on Friday out with COVID.

また、それに対する返信でも、Custodian hereと用務員さんまで登場してコメントしています:

‘Morale is low’: US teachers push back on school reopenings amid Omicron wave

Custodian here! In my school I am responsible for roughly 75% of the entire school’s sanitization efforts.

だから、外国人が日本のことについて見当違いの議論をしてるのをネットで見つけた際は

Japanese here,

と颯爽と登場し、彼らの知識を訂正するべきなのが皆さんの役目なのは分かって頂けたかと思います(笑)

Hello, Kripke. Sheldon Cooper here.
『ビッグバン★セオリー』で、クリプキーに電話するシェルドン
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回はネット上のコメント欄で登場する「as…」と「…here」による自己紹介パターンを見てみました。

これは非常によく使われるので、覚えておいて損はないかと思います。

それでは〜