One Hell of a Story: 一体どんなストーリーなんでしょう?
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強意表現: hell of a
今回紹介するのは「one(a) hell of a」という何らかの意味を強める強意表現です。
hell of a
(話し言葉、無作法)強意表現;誰かや何かが特に良い、悪い、難しいことを意味。
(colloquial or vulgar) Intensifier; indicates that someone or something is especially good, bad, difficult, etc.
「hell(地獄)」が使われていることからも分かる通り、粗野な響きですね。
『ブレイキング・バッド』での「hell of a」
そんな「hell of a」を使うキャラクターを海外ドラマで探したら、『ブレイキング・バッド』の麻薬捜査官ハンクが該当しました。このドラマを見たことある人(見てない人いるの??)なら分かりますが、逆に彼が使うくらいだから汚い言い回しとも言えますね(笑)
次の場面はウォルターが癌を告白するシーン。ハンクはウォルターをcareすると言ってから「A hell of a lot」。a lotが強くなっています。
こちらは、ハンクが上司から配置転換を示唆される場面。ある意味昇進なのですが、「one hell of a promotion」と言っています。このone hell of aとoneを使うのもよくあるパターンですね。
婉曲表現: heck of a
ちなみに、hellの婉曲語「heck」を使えば「heck of a」と言うこともできますね。
例えば、次は『フルハウス』で子供のダナが使うシーン。最高の父と褒めます。ここのcornyはとうもろこしの意味ではなく、つまらないの意味。英会話でよく出てきます。
最後に
今回は強意表現の「one(a) hell of a」についてでした。粗野な響きと言っても、海外ドラマでは普通に出てきますね。
だから、記事題名の答え合わせをすると、one hell of a storyはものすっげー話ってことですね(笑)
ちなみに、こういった低俗な表現は英語を話す上で必要ないと思っている人がもしいるのなら、それは改めたほうがいいと思います。殺人鬼に追いかけられている時や理性を失っている時に婉曲表現を使う人は現実には居ないのです。そして、そんな検閲された作品は誰も見たくないんです。そのあたりの話はまた別の機会に。
それでは〜
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