『I've Never Been to Me(愛はかげろうのように)』の歌詞すげー
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『愛はかげろうのように(I’ve Never Been To Me)』すごすぎ!
洋楽カラオケの記事を書こうとオススメ曲のピックアップをしてる最中、『I’ve Never Been To Me(邦題:愛はかげろうのように、歌手:シャーリーン)』の歌詞を読んでたまげてしまいました。これはメロディとは裏腹なすごい内容。多分ほとんどの人がサビを知ってるはずなのに、実際どんな内容かは知られていないのでは? ということでちょっと見ていきます。なお、YouTubeのカラオケリンクを一番下に張っておくので、よかったら一曲どうぞ。
『愛はかげろうのように』訳出
Hey lady, you, lady, cursin’ at your life
You’re a discontented mother and a regimented wife
ねえ、自分の人生を呪ってる、そこの人
あなたは不満足な母親で厳格に生きなくちゃいけない主婦
まず、「不満を抱えている主婦の人」と呼びかけから
I’ve no doubt you dream about the things you’ll never do
新しいことにチャレンジしたいと夢見てるに違いない
But I wish someone had a talked to me like I wanna talk to you
私があなたに話したいように、誰かが私に話してくれていれば・・・
ここでwishは仮定法で「〜だったら良かったのに」。つまり、これから話すようなことを誰も私には話してはくれなかった。
Ooh I’ve been to Georgia and California, oh, anywhere I could run
Took the hand of a preacher man and we made love in the sun
ジョージア、カルフォルニアに行ったわ、逃げられるところならどこでも
太陽の下で説教者とも寝たわ
preacherは宣教師だけど、時代的に、多分、主義を主張する政治活動家的な感じかな
But I ran out of places and friendly faces because I had to be free
馴染みの場所も友達も全て置いてきた、だって自由にならなくちゃいけなかったから
I’ve been to paradise, but I’ve never been to me
理想郷に行ったけど、本当の私にはなれなかった
meには行かなかった。meをどう取るかだけど、私が本来いるべき場所とかかな。性に奔放な感じなので、paradiseは性的なことも示唆してそう。
Please lady, please, lady, don’t just walk away
お願いよ、あなた、行かないで
ここも「行かないでー」と呼びかけ。ここまで来ると、この語り手は年取って自分の人生を後悔して、若い子に同じ過ちを犯してほしくないと言う思いなのが分かります。
Cause I have this need to tell you why I’m all alone today
今、私が何故一人ぼっちかを伝える必要があるの
I can see so much of me still living in your eyes
あなた達の目の奥に若い私が居るのが分かる
Won’t you share a part of a weary heart that has lived a million lies
ウソまみれで疲れたハートの一部をシェアしませんか?
Oh I’ve been to Nice and the isle of Greece
While I sipped champagne on a yacht
ニースやギリシアの島々を回ったわ
ヨットでシャンペン飲みながら
I moved like Harlow in Monte Carlo and showed ’em what I’ve got
モンテカルロでは私がこれまで手に入れたものを見せたの
I’ve been undressed by kings and I’ve seen some things
That a woman ain’t s’posed to see
王様に裸にされて、色んなものも見た
普通の女性が見てはいけないとされるものよ
ここの王様は有力者ってことかな。でも、結局・・・
I’ve been to paradise, but I’ve never been to me
理想郷に行ったけど、本当の私にはなれなかった
という感じ。若気の至りでハチャメチャして後悔してる女性の歌なのでした。 二番の歌詞以降はご自身の耳でどうぞ。メロディー無しだと、貞淑な女性、保守的な女性讃歌にも聞こえますね。それでは〜
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