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この移動系動詞 + out ofを使うことで、部屋などから出ていくことを表現できますが、面白い動詞と組み合わせることで、様々な部屋の出方を表すことができます。実際どんな感じなのかを、海外ドラマの実例で見てみましょう。使われる動詞からどんな様子で退室したか分かるでしょうか?

Waltz

waltzはその発音通りワルツを踊るように軽やかに入退するイメージ。次のフラッシュでは、ここに軽やかに入って出ていくことはできないと警告です。それだけマジな場所ってことです。日本語では「鼻歌歌いながら」が近い表現でしょうか?

People can't just waltz in and out of here.

The Flash/Season 2/Episode 2

Storm

stormは嵐。つまり、嵐のようにドタドタドタと激しく一瞬で去っていく感じ。上のイラストですね。次の『フレンズ』では、お金と行く場所があったらこんな場所には居ないのに(嵐のように去ってやったのに)、です。ドアもバタンと力強く閉めるのでしょうね。

I would storm out of here... if I had some money or a place to go.

Friends/Season 3/Episode 18

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Friends [Credit: NBC]

Sneak

sneakはコソコソしていること。つまり、誰にも見つからず教室後ろのドアから入ってきたり抜け出すのを表現するのにピッタシです。

I saw her sneak out of the room

Supernatural/Season 12/Episode 6

Duck

duckは首を引っ込めて身をかがめること。銃撃されたら人がいの一番にすることと覚えればOK。まさか立ち尽くす人は居ないはず。そんな感じで会議を出ていった事を詫びるのが次のThis Is Usのシーン。

I just wanted to apologize for ducking out of the meeting.

This Is Us/Season 1/Episode 7

最後に

こんな感じで様々な動詞が使われてますね。walk, step, jumpなんてのはちょっと平凡でつまらない感じ。個人的お気に入りはwaltzですね。軽やかに平然とスキップして口笛吹きながらのニュアンスです。それ故、「ここはそんな軽い感じで入ってこれる場所じゃない」とフラッシュの例ではたしなめられたのですね。そうそう、部屋に”入る”時はinですが、検索結果が膨大だったため、今回はout ofだけ調べました。自分独自の部屋への入り方を模索しても面白いかもしれませんね。moonwalk in/out ofとか。なんか嫌な部屋の入り方ですね(笑)

Duckに関しては次でも紹介。

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