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Key & Peele [Credit: Comedy Central]

Key and Peele - ドラマの中の英語

やばい、YouTubeが面白すぎて、このBlogのタイトルを「英語学習はYouTubeでおk」にしたくなってきた今日このごろですが、昔紹介したお笑いコント番組のKey and Peeleから、お笑いコント全訳と共に英語表現mehの紹介します。動画ではmの音が落ちて簡易形のehですが、意味は同じ。mehはオチに使われているので、しかもジェスチャー付き(しかめっ面で手ひらひら)なので、意味の理解は容易だと思います。まずは、公式サイトの動画を御覧ください。

内容は、既存リアリティ番組の風刺です。全国から集まった見習いシェフに一流のシェフが課題を与え、それに合格できないと脱落、最後まで残れば賞品という典型的なリアリティ・ショーの設定。見習いのドゥルーがシェフに自分の料理を出すところ。シェフは果たしてその味を認めるのか? リアリティ・ショーにありがちな緊張BGMと共に、”手のひら返し”をこれでもかと繰り返すシェフ。ちなみに、字幕を見ると省略されたセリフも入っているので、本編はもっと繰り返しているみたいですね。それにしても、"BAD"からの"マイケル・ジャクソンBAD"はすごい発想(笑) 見習いも褒められてるかどうか分からず、ちょっと考えてからThank youです。

シェフ: UNBELIEVABLE. WELL, DREW, I HAVE A HUGE PROBLEM WITH THIS DISH.(信じられないよ、ドゥルー、この料理には重大な問題がある。)

シェフ: IT'S THAT YOU HAVEN'T MADE IT FOR ME SOONER. (なんでもっと早く作ってくれなかったんだ。)

見習い: THANK YOU, CHEF. (ありがとうございます、シェフ。)

シェフ: BECAUSE IF YOU HAD, DREW, THEN I WOULD KNOW HOW GOOD YOU ARE AT COOKING FOOD THAT'S BAD. (なぜなら、もっと早く作ってくれていれば、君の料理がこんなにBADとすぐ分かったからね。)

見習い: I'M SORRY, CHEF. (すみません、シェフ。)

シェフ: AND WHEN I SAY, "BAD," I MEAN, MICHAEL JACKSON BAD. (私の"BAD"はマイケル・ジャクソンのBADだから。)

見習い: THANK YOU, CHEF. (ありがとうございます、シェフ。)

シェフ: YOU KNOW HOW HE LOOKED REALLY, REALLY BAD AT THE END OF HIS LIFE? (彼の最期がどんだけヒドかったか知ってるのかね?)

見習い: CHEF, I'M SORRY. I DON'T KNOW IF YOU LIKE THE DISH OR NOT. (シェフ、すみません。私の料理は気に入ってくれたのですか?)

シェフ: YOU DON'T KNOW IF I LIKE THE DISH OR NOT? (私が料理を気に入ったか知りたいだって?)

シェフ: WELL, LET'S PUT IT THIS WAY. PACK YOUR [bleep] KNIVES, GET OUT, YOU'RE OFF THE SHOW. (そうだな、こう言おうか。お前の忌々しい調理道具を片付けて、この番組から出て行け。)

見習い: SORRY, CHEF. (すみません、シェフ。)

シェフ: BECAUSE YOU SHOULD BE WORKING IN THE FINEST RESTAURANT IN THE WORLD. (なぜなら、君は世界トップのレストランで働くべきだからだ。)

見習い: THANK YOU, CHEF. (ありがとうございます、シェフ)

シェフ: JUST NOT ANY WORLD THAT I LIVE IN. (ただ、私が住んでない世界でな。)

シェフ: IN CONCLUSION...EH. (結論は、大したことない、だ。)

Key and Peele